彩木香里

宮沢賢治の童話と日常

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久しぶりのクラシック

2016-12-13 | 宮澤賢治の童話 2016
最近ちょっとサボリ気味。
というのは、音楽について。

作品構成を考える時には必ず膨大な量のクラシック音楽を聴いてイメージに合う曲を探し、曲が決まったらイメージに合う演奏者のアルバムを探す・・・。
という作業を続けていたのに、前回の本公演の和楽器の生演奏に続いて、今回もマリンバとユーフォニアムの生演奏だから演奏者に甘えてお任せしっぱなし。

久しぶりに、本当に久しぶりにゆっくりクラシック音楽を聴いた。
夜中から明け方にかけてハーブティーを飲みながら(笑)おかげで2日続けて日が昇ってから眠りについたんだけど、充実してたかも。

聴いた曲はフォーレの 夢のあとに 限定

なぜこの曲を選曲したのか、ただの環境音楽として使うわけではないから、いつも繰り返し繰り返し曲を聴いて想像してイメージを膨らませていたんだよね。
今回、その作業をちょっとおサボりしてしまった。
今からでも遅くないからたくさん聴こう。
語り手には作曲家のメッセージを感じて、作品に重ねて表現して欲しい。
作曲者の想いだってあると思うの。

フォーレは死の2日前、二人の息子に次のような言葉を残している。「私がこの世を去ったら、私の作品が言わんとすることに耳を傾けてほしい。結局、それがすべてだったのだ……」と。
       
          ウィキペディアより

宮澤賢治の童話の中から何かを感じ、それを表現したいと思ったのと同様に、作曲者の想いにも耳を傾けてみたい。
   なかなか難しいデス 
さらに、今回演奏してくださる、ユーフォニアムの吉田孝さん、マリンバの小山田萌さんの想いも感じて再度全体構成を考えよう。

フォーレの『夢のあとに』は武政直也が語る『山男の四月』のイメージ曲ですが、聴けば聴くほど切ない・・・。
というのは、『夢のあとに』はフォーレが20歳の頃、パリ音楽院の同僚だった歌手のロマン・ビュシーヌが、イタリアのトスカーナ地方に伝わる作者不詳の古い詩を翻訳したものに曲がつけられたと言われていて、その詩には、美しい女性が夢に現れ、朝の光と共に地上を離れていった幻想と、神秘的な夜を返してほしいという心の叫びが描かれているから。
情熱的な愛の歌・・・だったみたい。
あれ 『ガドルフの百合』でもよかった?いやいや、『ガドルフの百合』については次回。


『夢のあとに』
色々な和訳がありますが参考までに2つ。


夢の中にあなたの美しい姿があった
私の幸福の夢
燃え上がる幻影
あなたの瞳はとても優しく、声は澄んで響いた
あなたは輝いていた 暁に照らされた空のように
あなたは私を呼び 私は地上を離れた
二人して光の彼方に逃れるために
空は私たちのために天空の扉を開き
見たこともない麗しさ 
神からの微かな光が見えた
なんという悲しき目覚め
私は呼ぶ、夜よ、あの人の幻影を私に返して
もう一度、もう一度輝かせておくれ
もう一度、謎に包まれた夜よ



私はお前の夢を見て、幸せだった
燃える蜃気楼のように
お前のやさしい眼、清く響く声、明るい後光
お前は私を呼び、私は地から逃れた、お前と逃げるために
空は雲を押し拡げた
神の輝きだ
ああ、悲しくも夢は覚めた
私はお前を呼ぶ。夜よ、お前の夢を返してくれ
帰れ、輝くお前よ、帰れ、神秘な夜よ




歌も聴きまくって
ああ、誰か歌ってくれないかな・・・友情出演で!なんて贅沢ことを考えてしまった。
残念なことに歌えるお友達がいません。はい。


~新春語り初め~  マリンバとユーフォニアムの生演奏と宮澤賢治の童話
まであと3週間!
100席限り、1日に限りの公演です。
賢治童話の一人語りを観に、マリンバとユーフォニアムの演奏を聴きにいらしてくださいね。






1月7日(土)
なかの芸能小劇場
13時開演
料金 3500円

こちらのフォームからチケットお申込みいただけます。
ご予約お待ちしています!






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