かくれんぼ

誰も見つけてくれない
でも
ひとりでかくれんぼ

人込みの中にいても
誰にもみつからない

あてもないのに
ぶらぶらフラフラ

オニは君なんだけど

誰にも内緒のかくれんぼ

みつけてくれなきゃ
帰れない

いつもの場所に隠れても
みつけてくれなきゃ
帰れない

君が探してくれるのを
ずっと待ってる

僕がオニになったら
すぐに君をみつけ出す

早く僕をみつけてね

特別な毎日

信じてくれている人
大切にしてくれる人
優しくしてくれる人
見守ってくれてる人

たくさんの人に出会って
出会いと別れを繰り返す

好きになった人
嫌いになった人
会えなくなった人
会いたい人
愛してくれた人
愛した人

いろんな想いを経験して
愛しい人と慈しみ
生まれてきてよかったと

今までがあるからこそ
これからがあるのだと
思える毎日を過ごして

失敗も過ちも傷さえも
すべて受け入れていく

ひとつひとつが大切な
キセキと信じて私達は

密かな日々を重ねてく

弱いんです

女の涙に弱いというより
理由も判らず泣かれると
どうしていいか困るから
泣いたらだめって言われても

嬉し涙は別として
困らせたくて
リアクションが見たくて
たまに
泣いてみたりしています

見抜かれてるのかな
見透かされてるかな
ポロリとこぼれ落ちる
涙は…
泣くのを我慢してる訳じゃなくて
切なくて甘えたくて
みせる涙

感きわまって流す涙は…
止めどなく流れて
どうしようもなくなる


だけど
それもこれも
あなたの前でしか
あなたにしか

すべてさらけ出せない
それが事実

他の誰かに涙なんて
見せられないし流さない

全部あなただからこその
駆け引きであり
あなただからこそ
外聞もなく流せる涙

無題

小さい頃はサンタさんが
いるのも知らなかったし
プレゼントなんてなかった

クリスマスはイベントで
恋人達や子供達の為に
商業ペースにのせられて


心遣いやサプライズ…
特別な人が日々の中で
幸せにしてくれるから


クリスマスプレゼントは
いらないんだよ

必要不可欠

天の邪鬼なのか
負けず嫌いなのか

些細な言葉に反応して
頑張ってみたり
やる気をなくしたり

ある意味わかりやすい


変わらない笑顔の内側に
たくさんの苦悩が増え

独りで溜め込んで
肉体的にも精神的にも
苦しむ姿を見せない

全部分けて欲しいんだよ

嬉しい楽しい事だけじゃなく
辛く苦しい悲しい事も
その為に側にいる
いつでも
どんな時でも

愚痴でも何でもあなたの
思う事全て話て欲しい

少しも嫌じゃないから
あなたの言葉で
あなたの内側に
溜め込んでるものを

電話でもメールでも
会ってでもいいから

話して楽になれるなら
何も変わらないとしても
役に立てないとしても
話してね…


ほかに実は女がいたり
つまみ食いしてたとしても

それは上手くごまかして
わからないようにしてね
過敏な私に気付かれないように


いつも嘘はつかないから
ズバリ指摘されても絶対
認めたりしないでね

知らないほうがいい事も
あるんだろうから


いい時もダメな時も
ハッキリ言ってくれる
そのくせ優柔不断で
実はそれが
優しさだったり
甘えだったり

難しいようで単純な
そんなあなたが
私には必要不可欠な存在

殺伐

自分の子が
自殺するのと
殺人を犯すのとでは
どちらが耐え難いか

自分の親が
自殺するのと
殺人を犯すのとでは
どちらが耐え難いか

親と子どちらのほうが
耐え難いか…

初雪

二人でのんびりお風呂
外の凛と冷たい空気も
気持ち良いくらい
温かく心地よくて

窓を開けると音もなく
雨に変わって解け出す

初雪の夜
ひと足もふた足も早い
聖なる夜のように

特別な日の特別な時間
出だしから危険遭遇
でもあなたと一緒だから
怖い…よりワクワクで


小さな幸せが雪のように
静かに降り積もっていく

あなたにとっては何気ない日常
だけど五年目のスタートの
ちょっとした記念日でした

今までたくさん助けられて
たくさん笑顔にしてくれて
いつも元気にしてくれる
あなたに何も返せてないけど
これからもあなたのそばで

あなたを応援したいと思う

あなたの応援団長だから

無題

許されるなら君に
伝えたい事がある

今すぐじゃなく…
いろんな人と出会い
別れたその後でいい

君が一人になって
ふと
思い出した時で構わない

君を想う人間が
まだ一人残っている事を
思い出して欲しい

残り僅かな時間だとしても

せめて最後の人になりたい

媚薬

あなたの声
あなたの腕
あなたの胸

心地よくて離れられず
胎児のようにあなたに
包まれてまどろみたい

あなたの汗
あなたの息
あなたの香

恍惚とした時間の中で
微かに囁くあなたの声
体も心も頭も解き放つ

冗談でかわすあなた
見透かされている私

こんな私を大切に扱う
もっと…玩具のように
好きな時に好きなだけ
遊んでも構わないのに

優しくするのはずるい
少しくらい傷付けても
もう少し無茶苦茶でも
本音をさらけ出したら

あなたも私ももっと
未知の扉が開くのに

あなたの髪
あなたの指
あなたの首

愛しくて手を指を
絡ませ優しく包む
ひと時の幸せと知りながら

言葉にするのは難しい

言いかけたけど
聞くのが少し怖くて
言葉を濁した
何度も何度も聞いた
あなたの本心

特別な存在ではない
だけど必要な存在

言葉にするのが苦手な
あなたの言葉
それ以上でも以下でもなく
いつでもそこに在るべき存在


だけど

どこでもいい…
なんでもいい…
その言葉達に
取って付けたようで
全然構わないから

100回に1回でいいから

お前となら…とか
二人一緒ならとか
そう思った時は…
言葉にしてくれたら


めちゃめちゃ幸せ
それだけで救われる


特別じゃなくて構わない

あなたに必要とされたい