車椅子父さん別館 ほのぼの子育て日記≪チームくまさん≫

車椅子父さん別館 くまさんチームのほのぼの子育て日記

アフリカの女の子 2   (みんみん)

2009-05-21 11:50:56 | みんみん
「Zounogoちゃんへ


こんにちは。

Zounogoちゃんの最新情報 という資料をプランより頂きました。
もう14歳になったのですね。

可愛いあなたのお写真が同封されていましたが、背も伸びて、見違えるほど素敵なお姉さんになりましたね。

Zounogoちゃんが、学校でお勉強を続けいていてくれたと分かって、とても嬉しいです。

それに、健康で、病気にもかからず、元気に過ごしていてくれている事が分かり、神様に感謝したいと思いました。


あなたの大切なお父様が亡くなられた事を知りました。

どんなにつらく悲しかったことでしょう。
Zounogoちゃんを抱きしめて、一緒に涙を流したいと思いました。

生前は、たくましく、立派なお父様でしたね。

私も愛する家族を失った事があるのですが、
「こんなにつらく悲しい気持ちが消える事は、一生ないだろう」

と思う日があったとしても、それは決して長くは続きません。

かつて一度も、朝が来なかった日がないように・・・。


私は、一生懸命に生きるZounogoちゃんが、大好きです。

今日、この瞬間を生きていてくれる、ただそれだけで、本当に嬉しいです」



お父様が亡くなられたと知ってから、ここまで一気にお手紙を書いたのですが、
この後に続く文章として、皆様から好意で寄せてくださったメッセージを、書き添えますね♪

すいかちゃん、第一号本当にありがとう!

何でもいいんです・・・自分の事をほんの少しでも気にかけてくれている人がこの世に何人もいる、
ただそれだけで、どんなに心強いかと思います。


読んでくださって、本当にありがとうございます。

アフリカの女の子      (みんみん)

2009-05-19 23:05:21 | みんみん
今日はカンちゃんと龍馬ではなく、日本よりはるか遠く、西アフリカに住む子供のお話をさせてくださいね。


私が彼女、Zounogoちゃんと知り合ったのは、フォスタープランというNGO団体を通じて、6年前の事です。


プランのスポンサーになる事を希望する事によって途上国の子供と交流することができる、

スポンサーになった子供の住む地域の発展のために、支援することができる
と知った数年前、ぜひ私も参加したいと思いました。


フォスタープランへは、チャイルドの国と性別だけ希望を出す事ができます。

私は、「アフリカ」「女の子」とだけ希望を出しました。


そして紹介されたのが、西アフリカの内陸、ブルキナファソという国に住む、Zounogoちゃんという8歳の少女でした。

その時から私とZounogoちゃんは、大勢いる他人ではなく、
かけがえのない一人と一人になりました。


実は私は、自分がプランのスポンサーであることを、今までほとんど人に語ったことがなかったんです・・・自分の夫にも。



数年前に、自分がフォスタープランという団体へ入会したいということ、

発展途上国に住む子供と心の交流と、その子どもの地域の発展のために金銭的支援をしたいという願いを夫に相談すると、


「僕らの税金を通じて、日本の政府から年間莫大な金額が途上国に支援に回されているから、これ以上支援の必要はないと思う」

という返事でした。



けれど、こういう問題に直面するたびに思うのは、


他人が何をしているのかではなく
自分が何を考え、どう行動したいのか、
ということだと思うのです。



どうしても自分の希望を叶えたかった私は(今でも正しかったのか分からないけれど)
夫の反対を押し切って、内緒でチャイルドのスポンサーになりました。


それから、何年もZounogoちゃんとお手紙や手作り品や文具などのやり取りが続き、
幼かった8歳のZounogoちゃんは、背の高い14歳の少女に成長しました。


そうして何年も経過したけれど、先日ついに夫にZounogoちゃんの事を打ち明けました。


彼女のお父様が他界された、という連絡を受けたからです。




主人は、大学最終年の卒業試験と国家試験の重なった、一番大変な時期に、
自分の父親を癌で亡くしました。

そんなつらい経験を乗り越えた夫だからこそ、Zounogoちゃんの気持ちに寄り添う手がかりを、夫から得たい、と思ったのです。



夫は・・・ちゃんとZounogoちゃんの気持ちを分かってくれました

そして何年もの間、自分の反対を押し切って行動していた私を、理解してくれていました。

(というか何年も前から気づいていて、気づかない振りをして許してくれてたんです
本当に感謝だなぁ~~・・・とつくづく思いました。



ところで私が、ここでZounogoちゃんのお話をしたのも、皆さんのお力をお借りできたら!
と思ったからです



ブルキナファソという国は、日本では殆ど知られていないけれど、西アフリカの内陸にあり、


1歳未満の子供の死亡率が 104人 / 1000人
5歳未満の子供の死亡率 が、197人 / 1000人


貧困の問題から、子供の就学率も非常に低く、ストリートチルドレンの問題も、年々深刻化しています。

児童買春、人身売買の被害に遭う子どもも、年間1000人いるといわれています。


そのような国にあって、一家の頼りがいのある働き手、大切なお父さんを失ったZounogoちゃんはどんなにつらいことでしょう。



黒柳徹子さんの著書、「トットちゃんとトットちゃんたち」の中に、こんな一節があります。


「もし、一つのクラスに百人の生徒がいて、その八十七人に、お弁当を持ってこられない子ども、

お母さんやお父さんが殺されて孤児になった子ども、

(上の例は、地球上の87%の子どもが発展途上国に住んでいるという話から)

ちゃんとした水道はもちろん、井戸もなく、のどが渇いている子ども、

病気になっているのに薬もなく、お医者様に診てもらうこともできない子ども、

家が貧しくて、小さい弟や妹の面倒をみなくちゃならないので、
勉強が遅れている子ども・・・

もし、こういう子どもがいたら、きっと十三人のあなたたちは、なんとかいっしょにやっていこう、と考えてくださると思うのです。


自分さえよければいい、とは考えないと私は信じています。


だって子どもは、そういう、やさしい心を持っているのだと私は知っているからです」



もし良ければ・・・
お父さんを亡くしたアフリカの女の子、Zounogoちゃんに、励ましのメッセージを
コメント欄に記入していただければ嬉しいです。


皆さんのお言葉、そのままの形でZounogoちゃんにお手紙にして送りますね。
お父さんを亡くして悲しい時に、温かい優しい言葉をかけてもらえたら、
生きる希望になると思うんです。

きっとZounogoちゃん喜んでくれます。



あなたの幸せと優しさを、ほんのすこし分けてくださいね。

ガラスのモニュメント      ぽけ

2009-05-11 23:29:29 | ぽけ
私の住んでいる隣のまちに、

黄金崎クリスタルパーク



というガラスの美術館があります。

中には、地元のガラスの作家さんたちの作った、風鈴が飾られていました。



これは昨年風鈴のデザインコンテストで入賞した作品を作った風鈴です。

ポストやペンギンなどとっても変わっていて、かわいい風鈴です。


そこで、静岡県国際文化際の一つのイベントで、
ガラスのモニュメントつくるということをやっていました。


700枚のガラスに1人1人が絵や文字を書き、クリスタルパークの職員さんが、サンドブラストという製法で、ガラスに傷を付け、絵や文字をあらわして、
それを組み立てて、ガラスのモニュメントを作るというやり方です。


私たちも参加させていただきました。


もともとある絵や自分の好きな絵を青いシールにカーボン紙で写し、はさみで切って張ったり、直接ガラスにつけてから、カッターで切ったりします。


私たちは、主にはさみで切る方法で作りました。



これがひろの作品



てんとう虫の足が細くて切れてしまい、苦労しました。


ゆりの作品



名前のRが難しかったです。



ゆきの作品(デザインをゆきが言って、私が切りました




やりたいものが多くて、入りきれないかと思いました。


それぞれ絵や文字のところがシールになっているので、そのままサンドブラストにかけ、ガラスの部分をくもりガラスの状態にします。
シールをはがしたところがそのまま透明になります。



これが完成すると、こんな風なモニュメントになる予定です。




ちょっと写真が見にくいですね



この中のどこかにこの3枚のガラスが使われます。

完成は秋ごろになる予定だそうです。

完成作品をまたお知らせしますね


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