今日は骨切手術後10日、脱臼修復手術後8日で、術後2度目の回診がありました。診察室に入ると私のモニターの前に大勢の人が居らして、診察台を囲んで以前よりギュッと寄ってくる感じで、やや緊張いたしました。
大先生はもはや仙人のような方で、その回診には寺院での儀式にも似た穏やかな崇高さが有りましたが、今回の中先生による回診は、鋭敏で精悍な腕ざかりの気迫に満ちており、スポットライトに浮かぶ彼の診察台の上に乗った私は、さながら舞台女優のようではありました。
中先生の回診のあと一旦袖に下がり、アンコールで呼び戻された私は、担当してくれている4名の若先生達の共同作業によって、縫合面の抜糸を施されました。
その間、見えないけれど少し離れた背後に、執刀医である小先生の気配を微かに感じてはいました。袖に下がる時チラと振り向くと、小先生はやっぱりそこに居らして、私達を見守って下さってたのだと分かりました。
小先生と私は、離れたままで僅かな会釈(共同責任者の合意)を交わしました。それで、舞台は幕を閉じたのでした(笑)
〈南棟3階エレベーターホールから東窓の眺め。黒谷廟、大文字山など〉
大先生はもはや仙人のような方で、その回診には寺院での儀式にも似た穏やかな崇高さが有りましたが、今回の中先生による回診は、鋭敏で精悍な腕ざかりの気迫に満ちており、スポットライトに浮かぶ彼の診察台の上に乗った私は、さながら舞台女優のようではありました。
中先生の回診のあと一旦袖に下がり、アンコールで呼び戻された私は、担当してくれている4名の若先生達の共同作業によって、縫合面の抜糸を施されました。
その間、見えないけれど少し離れた背後に、執刀医である小先生の気配を微かに感じてはいました。袖に下がる時チラと振り向くと、小先生はやっぱりそこに居らして、私達を見守って下さってたのだと分かりました。
小先生と私は、離れたままで僅かな会釈(共同責任者の合意)を交わしました。それで、舞台は幕を閉じたのでした(笑)
〈南棟3階エレベーターホールから東窓の眺め。黒谷廟、大文字山など〉