先日の地元紙に掲載がされていましたが、風疹対策の関係で、桐生・みどり市も対策を講じるよう検討しているといったものがありました。
以下の内容のように、みどり市長に対して要望も提出しています。
映像はイメージです。
みどり市長 石原 条 様 みどり市議会 公明クラブ代表 宮崎 武
高草木良江風疹対策についての要望
昨年の夏以降、首都圏を中心に全国的に風疹の流行拡大が続いています。国立感染症研究所などによると、今年に入ってから第15週(〜4月14日)までの累積患者数は全国で4068人(速報値)と、昨年同時期までの約30倍で、2008年以降、最悪のペースとなっております。
今回の流行は、予防接種制度の変更の谷間で、定期接種を受けられなかった20~40代の成人男性が多くを占めるのが特徴でありますが、女性の報告も増加しております。
風疹流行の最大の脅威は、妊娠初期の女性が感染すると赤ちゃんに難聴や白内障、緑内障、心臓疾患といった「先天性風疹症候群」が起こる恐れがある。よって、すでに国は、地方自治体に対し注意喚起しています。
このような状況の中、妊婦との接触が多くある関係者、妊娠を予定または希望する女性やその夫に対し、抗体検査及び予防接種の奨励や関係者への啓発は急務であると考えます。
そこで、「感染拡大する風疹対策」として、現在行われている施策に加え、市当局に以下の事項を要望するものであります。
記
一、婚姻届時に風疹に関するパンフレットの配布を行うこと。
一、妊娠中の女性の夫やその家族、妊娠を予定または希望する女性やその
夫をはじめとする市民に「予防接種の助成制度」を導入すること。
一、妊娠中の女性と接触する機会の多い保育士・幼稚園教諭の接種状況を把握するとともに抗体検査を実施すること。また非抗体者に予防接種を促すこと。
以上