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自分が日々考えたこと(思いつき、空想、反省、楽しみ・・・)

行政のザボタージュ体質

2017-07-08 10:00:33 | Weblog

[日本人は法を作っても、中々実行しない。]

行政府のザボタージュ体質が目に付く。どうも面倒だから遣らないらしい。日本人の民族性なのか、先の戦争でも米軍が日本軍は作戦を一度立てると決して変更しないと見抜いていた。現在の政治家も一旦法を作れば改正は面倒だから放置するばかりである。法律にVer. 表示してみたらどうか。憲法などはVer.0のままである。

とは言え、権益に直接反映されるものは直ぐにでも改正されている。この事で日本人が馬鹿になったのではないことは分る。あからさまに自己に利しないことは遣らなくなった、つまり不真面目になったのである。

日本の行政機関は常に多くの業務を抱えており、処理能力は官僚個々の能力に負う所が多い。官僚の数では他国に決して引けを取らないのにも係わらず、その能力が問題視されるのは何故か。それは能力配置のアンバランスと考えるべきであろう。よく官僚組織の中では序列が問題視されることがある。個人的な意見であるが、省庁にも序列があり、優秀で能力の高いと思しき人は仕事が楽な上位の省庁に配属され、ノンキャリアや普通の官僚はただ忙しいだけの省庁や部門に配属されると言うものだ。優秀だというだけでロクに仕事もせず、ずっと踏ん反り返って現役を終わり、やがて天下りする高級官僚と呼ばれる。

官僚には税金で高い給料を払っているはずである、能力の高い人にはそれに見合った仕事をさせるべきである。頭数合わせの配員では処理能力に当然差が出てくる、能力不足の部門には多くの人員を配置し、能力以下の仕事しかないような部門の人員は大幅に削減すべきである。そうする事により省庁間のアンバランスが解消され事務能力が向上する筈である。省庁の序列に代表される旧態依然とした官僚組織の壁を打ち破る新しい人事制度が望まれる。戦国大将なら戦に勝つ為に優秀な人材から順に問題の省庁に優先的に配属させるはずである。

[経済政策でも同じことが起こっている。]

アベノミクスの三本の矢の一つである財政政策は最初少し遣ったが、その後殆ど遣っていないに等しい。これも日本特有の政策を打ち上げて後は風を待つ方式である。世論の圧力で公共投資拡大が促されるだろうと言う事である。然し、風は中々吹いて呉れない。今は多少の批難があっても政府が自ら積極的に公共投資拡大を図る時である。

都会でゴシップを追いかけて騒いでいる人達には分らないだろうが、今地方が何で困っているのか。それはインフラ投資である。投資と言っても保守管理の話である。日本のインフラ投資は殆どが国の投資で遣って来た。それが誰が言いだしたのか、建設国債が悪いだとか受益者が偏っているなど筋論ばかりが罷り通って、インフラ整備が見捨てられるようになってしまった。安倍政権は口で国土強靭化などと言っているが災害復旧の域を出ていない。

嘗てムダ金と言われながらもインフラ整備を遣ったお蔭で地方は繁栄して来た。しかし、今は新規投資が無いだけでなく過去の資産の維持管理も出来ない状況で、生命線であるインフラ迄も朽ち果てようとしている。膨大な労力と金で開墾した農地が山野となっている。人口減もあるかも知れないが、20~30年前には当たり前に暮らしていけた土地にアクセスすらできなくなっている。

政府官僚は大きなプロジェクトでないと気が乗らない。公務員官僚は自分たちの食い扶持さえ確保さえすれば原資が無いと嘯いてサボタージュである。国民は大きなプロジェクトでなく身辺のインフラ整備を願っている。しかし、国全体の貧困化で地方自治体は行政管理の人員以上の金を持たないのである。安倍政権は民間を焚き付けて何とか切り抜けようとしているが、国民に滲み渡ったデフレ・マインドを一掃することは不可能な状態になっている。リップサービスや机上の計画では何も解決しない事を認識して、従来の様に国家予算を回して遣るしか道はないと思う。

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