田川市石炭・歴史博物館のブログ

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田川市美術館ニテ

2016年11月03日 | 日記

みなさん、こんにちは!

本日のワタクシ博物館スタッフですが、田川市美術館の受付に座っておりマス♪



ナゼかと申しますと、先日のブログでもお知らせしましたトーリ、当博物館の企画展『炭坑絵画コレクション展 -アジアの視点から-』が、美術館をお借りして、絶賛開催中だからなのデス!



さてさて、今回の企画展の展示内容につきまして、順路に沿ってカンターンにご説明いたしますと。

ギャラリーAにて、まず最初にご覧いただくのは、挿絵画家の斎藤五百枝氏が、大正初期に田川の百円坂倶楽部に滞在して描かれた『炭坑漫画』の貼られた屏風です。
コチラは、当館所蔵の炭坑絵画の中でも最も古いものデス。

次は、田川出身二人の洋画家、石井利秋氏と片岡覺氏の炭坑絵画の大作15点。
その豪快かつ繊細な筆致と迫力をゼヒご覧ください!



続いては、飯塚出身地の画家 立花重雄氏のデッサン画と、立花氏とも交流深かった写真家の橋本正勝氏のボタ山写真のコラボレーションです。

部屋を移りまして、中央展示室では、炭坑絵画の代名詞とも言える、山本作兵衛氏の炭坑記録画を、複製画25点、原画5点を展示しております。

特に原画のうち1点は、山本作兵衛氏がいつも使っていた「画用紙」ではなく、「和紙」に描かれた非常に貴重なものでして、所有者であるご遺族のご協力で、初展示をさせていただいております!


最後は、企画展のタイトルにもあります『-アジアの視点から-』の展示デス!

日本、韓国、ベトナム、台湾といった産炭地の状況についてのパネル展示を行なっておりマス。





特に、日本の炭坑との繋がりが深い台湾とは、先月、台湾北部の新北市平渓区にあります『新平渓煤礦(炭鉱)博物園区』との『友好館に関する協定書』の調印を記念しまして、複製画ではありますが、台湾の二人の画家、李長明氏、洪瑞鱗氏の炭坑絵画も展示しておりマス。

博物館からクルマで五分ほど離れておりますが、ゼヒご覧いただきたい作品が目白押しになっておりますので、美術館の方にも、ゼヒゼヒお越しくださいマセ!

観覧料は無料デス!

みなさまのお越しを、お待ちしておりまーす♪

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