カードキングダムブログ
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うっす。今回のデッキは、未来から来たデッキですぞ。(とは言え、まさに今日、先行発売されていますが!)

コロコロコミックによると、次の28弾から新シリーズ“戦国編(バトル・ギャラクシー) ”に突入するそうな。
で、その第一弾のカードが幾つか紹介されていて、そのうちの1枚、【魔光帝フェルナンドⅦ世】というカードが僕の目を引いたのですよ。

魔光帝フェルナンドⅦ世
闇 11マナ パワー11000 ベリーレア
クリーチャー:デーモン・コマンド/ナイト
■このクリーチャーの召喚コストを自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくしてもよい。ただしコストは1より少なくならない。
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、そのターン中、自分の墓地にある呪文1枚につき-1000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される。)
■W・ブレイカー


墓地の呪文の数に影響されるカード。これは今までに無かった新能力だ。
しかもそれが“勝ち”につながっていそう。デッキビルダーとして、これは無視できません。

で、早速「フェルナンドのファンデッキ」(ファンデッキとは、あくまでそのカードを使うため、個性を生かすために作るテーマデッキであって、大会で勝つために作る「強さを追い求めたデッキ」ではないもの)を作ってみたんですが・・・

これが結構、やりおります。

最近の大会(2008年5月)では勝率の高い、イニシエート系のデッキや、【フレイム・アゴン】の三神、四神のデッキとも結構闘えて、マナ破壊系や、赤単などの速攻系とも良い勝負。

「滅茶苦茶強い!」と言うつもりはありませんが、こりゃもうファンデッキの域を超えてます。真面目に無視できない強さ。

そして何より、今までに無い、

「軽量呪文を矢継ぎ早にプレイしまくる」

というプレイ感覚が画期的で、すごく楽しい!

結果として、最新弾に対する期待が大きく盛りあがるデッキになりました。とにかく面白いので、ぜひ皆さんにも作ってもらいたいと思います。

ユーチューブ版<!-- フェルナンドの軽呪文コントロールデッキ“ふぇるこん” -->

ニコニコ動画版<!-- ふぇるこん -->

(注・動画の解説には一部間違いがございます。

 リンク状態のゴッドをパワーマイナス効果で倒せるのは1体までです。2体以上を同時に倒せたりはしません。

 間違った解説を行ってしまい、申し訳ございませんでした)

 


デュエルマスターズ・魔光帝フェルナンドⅦ世の軽呪文コントロールデッキ
“ふぇるこん”

4×魔光帝フェルナンドⅦ世
4×ゴースト・タッチ
3×怨念集結
1×スケルトン・バイス
1×インフェルノ・ゲート
4×デーモン・ハンド

3×アクア・スーパーエメラル
1×アクアン
4×エマージェンシー・タイフーン
3×エナジー・ライト
1×サイバー・ブレイン

3×神門の精霊エールフリート
1×光神龍スペル・デル・フィン
4×ロジック・キューブ

1×魂と記憶の盾(エターナル・ゲート)
2×陰謀と計略の手


使い方は動画を見ていただければ一目瞭然ですが、一応こちらでも解説。

まずは2マナの呪文、【ゴースト・タッチ】か【エマージェンシータイフーン】からスタートします。

どちらもある場合は、【エマージェンシー】優先で良いでしょう。【ゴースト・タッチ】は、相手の手札が少ない時の方が、

「次のターンに使おうとしていたカード」

を落とせる確率が上がりますから。

3ターン目は【エナジー・ライト】か【ロジック・キューブ】。

この、3ターン目の【ロジック・キューブ】がやりおります。

【スケルトン・バイス】を持ってこれますから!

2ターン目に【ゴースト・タッチ】、3ターン目【ロジキュー】、4ターン目に【バイス】なんて、無慈悲なプレイをブチ決めたひにゃ、強制的に相手を事故らせる事が可能です。
(手札破壊されておいて、「引きが悪い!」という人が居ますが、「違う、俺が事故らせたんだ」と言ってあげるべきでしょう。)

そうでない場合の4ターン目には、普通に【怨念終結】【陰謀と計略の手】での除去か、【サイバーブレイン】【アクアン】等のドローを使えば良いでしょう。

なんにしろ、【エナジー・ライト】や【エマージェンシータイフーン】でデッキを掘り進みますから、相手のデッキ、戦術にあわせ、効果的なカードを手札に集めていけるはずです。

速攻相手なら【アクア・スーパーエメラル】や【陰謀と計略の手】【怨念集結】。
それ以外には手札破壊を連打し、相手の手札が尽きたなら【フェルナンド】等のアタッカーを並べていきます。

【エマージェンシータイフーン】や【エールフリート】を使って【スペル・デル・フィン】を墓地に送ることができたなら、すぐに【ロジック・キューブ】を使って【インフェルノ・ゲート】をサーチしてくるべきでしょう!

そこまでしなくても、普通のクリーチャーデッキに対しては、【フェルナンド】をできるだけ早く出して殴りかかるだけで、クリーチャーを除去しつつシールドを破壊していくことで簡単に勝利できます。

○まったく新しいカードを生かすデッキは、「一から」考えないと。

さてこのデッキ、【ロジックキューブ】四枚積み、【ゴーストタッチ】や【怨念集結】など、なかなか斬新な構成が目を引きます。

「普通使わないだろ?」

という“常識”に囚われていると、結局、スタンダードなデッキなデッキしか組めなくなりますよね。
往々にして、

「一部を変えただけの、今までにあったようなデッキ」

になるだけです。

だからといって、無理やりマイナーなカードを使おうとしても、ただの弱いデッキが組みあがるだけ。例えば、ドローサポートを選ぶにしても、

「なぜ【エナジーライト】じゃなくて、【トリプル・プレイン】なのか?」

と聞かれたとき、論理的な説明ができなければ、単なる「ちょっと違うカード使ってみたよ」という自己満足に過ぎなくなります。

「なぜこのカードなの?」

と聞いてみて、

「え?普通これを使うでしょ?」「いや、なんとなく・・」

という返事の多いこと!

たった一枚でも、投入した理由を明確に答えられないカードがあれば、「きっちりとデッキ構築を行った」とは言えないと思います。

新しいデッキを組むときに必要な考え方は、

「全て、一から考えること」

ですね。


このデッキのパーツを選ぶ時に念頭に置いたのは、

○【フェルナンド】を生かすため、デッキの呪文数を可能な限り増やす。
○高速で墓地を肥やせるよう、少ないマナコストで大量のカードを消費できるように、コストの低い呪文を増やす。
○軽い分、手札消費が激しいため、ドローサポートも充実させる。
○テーマデッキであるため、狙った戦術を阻害されにくいよう、手札破壊と除去を重視する。

という考え方でした。

真っ先に選ばれたのが、【エマージェンシータイフーン】

軽く、手札を増やすため一枚で墓地を二枚増やすことができ、デッキを早く掘り進むので、その時々に応じた必要なカードを引き当てやすくなります。

速攻、ビートダウン対策としてのトリガー呪文は、まずは汎用性の高い【デーモンハンド】が投入されましたが、除去がこれ四枚ではあまりにも少なすぎます。

普通なら色的にここで、【アクア・サーファー】が入るのですが、このデッキではできるだけ“呪文”を使いたい所です。

そこで白羽の矢が立ったのが【怨念集結】!

軽コスト呪文である上にトリガー除去。
普通は使いにくいこのカードも、墓地が高速で増えるこのデッキでは、まさに水を得た魚。
2ターン目に【エマージェンシータイフーン】を使っていれば、4ターン目には相手の【コッコルピア】や【ダークルピア】をも除去可能。【フレイム・アゴン】もすぐ除去できます。

次に、
「アタッカーが【フェルナンド】だけでは、破壊されたときに心もとない」

という理由で、墓地からの回収手段が必要と考えられ、【ゾンビ・カーニバル】(ダークヒドラはクリーチャーなので除外)を使うことを考えました。
そこで、一緒に回収できるナイトクリーチャーとして、【天雷の導士アヴァラルド公】の投入を検討します。

天雷の導士アヴァラルド公 
光 3マナ パワー1000
クリーチャー:アーク・セラフィム/ナイト 
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から呪文を好きな数手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。


しかし、実際に使ってみると【アヴァラルド公】は、このデッキではあまり役に立たないことが判明。

手札は増やしてくれるものの、墓地が増えないため、【エナジー・ライト】の方が相応しいとの結論。(【アヴァラルド公】自体は強力なカード)

この時点で、【ゾンビ・カーニバル】の投入を断念。

「可能な限りデッキを引ききって、除去されても次々に【フェルナンド】を出す。」

という戦術に切り替えました。(戦国編が出て、使える“ナイト”が増えれば、【ゾンビ・カーニバル】の投入もありえるでしょう。何しろ、回収した後大体は、1マナで全部出せるんですから!)


○まだまだこのデッキは進化途中

そういったわけで、このデッキも全てのカードが、「なぜ、このカードなのか」を僕なりに考えた結果で作られています。

しかし、新しいデッキであるゆえに、まだまだ「正解」が完成しているとは言えないでしょう。

僕が気づいていないカードもあるでしょうし、他のアプローチも幾つかありえます。

例えば、【転生プログラム】を使って墓地を増やすパターンや、【アカシック・サード】のアタックトリガーで墓地を増やすパターンも考えられます。

これはこれで面白そうなのですが、安定性の面で不安があります。しかし、場合によっては今回ご紹介したものより爆発力のあるデッキにはなるでしょう。


どちらにしろ、デュエルマスターズの“戦国編”は期待できます!少なくとも、“ナイトクリーチャー”が増えるだけで、このデッキをいじれるのは間違いないでしょうから!



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