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未使用分の有給休暇について

2017年08月30日 15時59分37秒 | タイの法務

未使用分の有給休暇の取り扱いにつき、企業は翌年に繰り越すか、未使用分を買い取るかの選択をすることができます。労働者保護法の改正により、未使用分の有給休暇における有効期限はなく、企業は従業員の未使用有給休暇を消滅することはできません。

 

会社都合で従業員を解雇する場合:当年度分及び過去累計分の未使用分有給休暇

自己都合の退職・第119条に違反し解雇する場合:過去累計分の未使用分有給休暇

 

なお、会社都合により、従業員を解雇する場合の有給休暇取り扱いにつき、法律上は上記のみの記載となっております。

 

(例)従業員A

有給休暇12日間(当年度支給分の12日間は未使用、過去分は全て使用済み)

3年6ヶ月に会社都合により解雇

 

上記例の場合、就業規則に明記がない場合は未使用分の有給休暇(12日分)の支払い義務が発生します。「勤務月数に応じた比例分のみ」等のような文面が就業規則上に明記されている場合、それに応じた未使用分の有給休暇(6日)の支払い義務が発生します。

 

以上

東京コンサルティングファーム

植村 寛子

 


 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co.,Ltd.)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

 

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