東京コンサルティンググループ・メキシコブログ

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個人所得税の計算方法②

2017年07月17日 | メキシコの税務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。

今週は前回に引続きメキシコでの個人所得税の計算方法について記載します。

 

 

質問)

メキシコでの個人所得税は、日本と同じように累進課税だということを聞いています。

メキシコでも日本と同じ額を手取として駐在員に支給させるため、グロスアップ計算を行いたいと考えています。現地で発生する個人所得税がどのように計算されているのか教えて頂けないでしょうか。

回答)

                             

 

 

 メキシコ現地での個人所得税の税率は、以下のように11段階(1.92%~35.00%)に分かれています(メキシコ所得税法152条)。

 

上記表は年間所得額に対するものですので、例えば年間所得額が200,000.00メキシコペソ(MXN)であった場合はカテゴリー➏となり21.36%、900,000.00MXNであった場合はカテゴリー➒となり32.00%の税率が適用されるということになります。

では、具体的にどのように計算するのかを見ていきましょう。

 

個人所得税額=(課税所得税額-基礎控除)×税率+固定所得税

 

例えば、年間所得額900,000.00MXNの場合は、➒に分類されますので、この段階の数字を使うことになります。

 

個人所得税額=(900,000.00MXN‐750,000.01MXN)×32%+180,850.82MXN

 

注)上記式によって求められる金額はあくまでも一般的な金額です。その他の控除項目等(医療費控除等)を考慮しておりませんので、実際の申告納付額とは異なる可能性がありますので、実際の金額は専門家に確認をしてください。


 

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