東京コンサルティンググループ・メキシコブログ

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法人名に使用する文字について

2017年06月19日 | メキシコの法務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。

今週はメキシコでの法人名を記載するときの文字について記載します。

 

 

質問)

 メキシコでは会社を設立する時に、まずは希望する会社名を申請すると聞いています。その際に使用する文字には大文字、小文字による区別はあるのでしょうか。

 

回答)

 メキシコで使用するアルファベットに関しては、大文字と小文字の違いによって、法的な意味での違いは全くありません。

例えば、 “TOKYO CONSULTING FIRM”、“TOKYO CONSULTING Firm”、“TOKYO Consulting FIRM”、“Tokyo CONSULTING FRIM”、“tokyo consulting Ffrm”、等々。大文字と小文字をどのように組み合わせても、同じ文字の並びであれば、法的には全く同じものとしてみなされます。

そのため、希望法人名を申請する際に、「大文字でリジェクトされたから、小文字で申請する」と言ったことしても意味がありません(ただし、スペースの使い方による違いは生じます。TOKYO CONSULTING FIRM は3文字として認識されますが、TOKYO CONSULTINGFIRMは2文字、TOKYOCONSULTINGFIRMは1文字として認識されます)。

これは会社の形態を表す“S. A.”や“S. de R. L.”また、“C.V.”なども一緒です。

 

また、現地法人の名刺などを見ると、法人名と会社形態を表す表記の間に“,”が付いている企業と付いていない企業がありますが、一般的にはこれ(“,”の有無)も法人名による違いほとんどありません。

これは「ここまでが企業名で、この後が会社形態の表記ですよ」ということをハッキリさせるための印という意味あいしかなく、このことを相手が分かれば、「有っても無くてもよいもの」ということになります。実際に、名刺やHPには“,”を付けていない企業であっても、会社の定款には記載がされているはずです。

 

最後に、「法人名にほとんど違いが無い」と記載した理由ですが、もしその法人が“,”までを含めて企業名として申請しているのであれば、その“,”の有無による違いが生じている可能性があるからです。しかし、一般的に法人名を“,”で終わらせることは無いと思われるため、このような書き方をしました。


 

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