インドネシア進出支援ブログ/東京コンサルティンググループ

毎週火曜日更新
TCFのインドネシア駐在員より、現地から生の情報を発信し、インドネシア進出をサポートいたします。

就業規則・給与スケールの更新 その①

2017年09月26日 10時26分09秒 | インドネシアの会計

みなさんの会社で、「理想の売上高経常利益率」はどのくらいが妥当かと聞かれたらどのように答えますか?パッと答えは出るでしょうか?

 

ひとつの目安として「業界の粗利益率(もしくは自社の粗利益率)×0.2」と答えるができます。さあ、それは何故でしょうか?

今回はその答えを、順を追って考えていきたいと思います。

 

では、はじめに次のグラフをご覧ください。縦軸が売上高、横軸が売上数量とします。

 

 

まず、損益分岐点比率の確認です。損益分岐点は、利益が出るか出ないかの境目であり、粗利=固定費になる点です(少し大雑把ですが・・)。このグラフではAの点になります。

 

そして、一般的に損益分岐点比率は80%が理想と言われているので、理想の売上高(点C)が10だとすると損益分岐点売上高(点A)は8となります。そして、この差の部分(10-8=2)が「経営安全率」という数字になります。つまり、理想の経営安全率は20%ということですね(更に高いことに越したことはありませんが・・。)

 

つぎに、「粗利」について考えます。どこの部分が粗利を表すかというと、「売上-変動費」のところ、つまり損益分岐点でいえはAB、理想の売上で言えばCDの線分になります。

 

最後に「経常利益」について考えます。これは「売上-変動費-固定費」で、CEの線分になります(損益分岐点売上ではゼロ)。

 

さあ、いよいよ答えに迫ってまいりました。「理想の売上高経常利益率」が「粗利益率×0.2」になることが見えてきましたか?

 

答えまであと一歩のところですが、解説の続きは次回に回したいと思います。

 


 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« トラベルパーミットについて | トップ | 税務調査に際しての必須書類とは »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

インドネシアの会計」カテゴリの最新記事