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~第23回GST審議会による変更内容(その1)~

2017年11月16日 | インドの税務

皆さま、こんにちは。

バンガロール支店マネージャーの坂本です。

 

2017年11月10日インドでは、第23回GST審議会が開催され、以下変更が発表されています。

これまで2017年7月1日のGST導入以後、第19回審議会をはじめとして5回目となりますが、今後も継続的に開催され、税率の見直しや制度の変更が予想されます。主な変更内容は以下の通りです。

※その後、また変更となる可能性がありますことご理解ください。

 

1.GST税率の見直し

 

28%から18%へ軽減(177品目)

チューインガム、歯科衛生用品、チョコレート、ネイル用品、アフターシェーブローション、洗剤、シャンプー、エスカレーター、オフィス設備など

※今回の審議会により、28%の適用を受けるとされていた227品目が50品目(主にデメリット品、贅沢品)に縮小されました。

ペンキ、セメント、洗濯機、エアコン等は、今後も28%を継続します。

 

18%から12%へ軽減(13品目)

パスタ、コンデンスミルク、ドレッシング、ミシンの部品など

 

18%から5%へ軽減(6品目)

チャツネ、フライアッシュなど

 

12%から5%へ軽減(8品目)

乾燥ココナッツ、釣り用品など

 

5%から0%へ軽減(6品目)

ココナッツ殻、乾燥野菜など

 

また、5つ星レストランを除く全てのレストランについては、空調設備の有無にかかわらず適用税率が5%に軽減されました。ただし、軽減税率と引き換えに、ITCとして仕入れ税額控除の特典を受ける事はできなくなりました。

 

新税率は、2017年11月15日(水)より適用されます。

 

2. 小規模事業者への配慮(コンポジションスキームの適用拡大)

 

第22回GST審議会で適用範囲が年間売上高750万ルピーから1,000万ルピーに拡大することが発表されていましたが、第23回GST審議会で更に1,500万ルピーに拡大することが発表されました。

※今後も2千万ルピーまで拡大される可能性あり

 

3. コンポジションスキーム適用の場合の申告期限の延長

GSTR4の申告期限が11月15日から12月24日へ延長されています。

※今後も延長される可能性あり

 

4.ゼロ申告の納税者のペナルティの縮小

 

GST申告の納税遅れによるペナルティは1日あたり200ルピーとされていましたが、ゼロ申告の納税者については1日あたり20ルピーに軽減されています。その他の納税者については、1日あたり50ルピーに軽減されます。

 

あくまで、2017年11月13日時点における内容となりますので今後も変更となる可能性はあります。ご了承ください。

次週は、コンプライアンスにおける変更内容をお知らせいたします。

 

弊社では、会計・税務、人事労務、行政の対応まで幅広くサポートを行っております。

個別のご相談等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

 

今週は、以上です。

 

東京コンサルティングファーム

坂本 佳代

 


 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。

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