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カンボジア企業経営への心得

2016年11月08日 10時14分06秒 | カンボジアの経営

皆様こんにちは、カンボジア駐在員の澤柳です。             

さて、今回のテーマは「潜在能力」です。

 

ドラッカーは、潜在能力について、以下のように述べています。
『いかに科学的であり、いかに多くの洞察を与えてくれるものであっても、潜在能力、人柄、将来性など、証明済みの仕事ぶり以外のものに焦点を合わせた人事評価は、力の濫用である。(中略) 評価は、潜在能力に対して行ってはならない。潜在能力ほど、当てにならないものはない。 『長期的な潜在能力を評価することは、モンテカルロで胴元をつぶそうとするよりも見込みのない賭けである』

公平な評価は、能力に対して行うべきではありません。
あくまでも能力が活用され成果が現実のものとなったものに対して評価を行わなくてはならないとドラッカーは説いています。

潜在能力などではなく、何ができるか、ではなく何をなしたか、によって行なわれなければならないのです。

潜在能力は、単なる期待でしかありません。その意味では幻かもしれません。根拠のない期待は裏切られてしまいます。我が国では、学歴が潜在能力とみなしている企業が多いですが、しかし、潜在能力を学歴で裏付けることなどもちろんできません。

そもそも潜在能力なる能力は、科学的にも完全に証明されていません。将来的にも潜在しつづける可能性のほうが高いものです。その能力が現実のものとなるまでは、その能力は潜在的な能力であり、単なる期待する能力でしかないのです。潜在能力は顕在化して初めて能力といえる、そして顕在化して初めて価値を生み出すことになります。

 

澤柳 匠


 

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