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引当金の認識、測定の事例④

2017年01月04日 13時09分23秒 | カンボジアの会計

皆様、こんにちは。カンボジア駐在員の公認会計士の熊谷です。今週は引当金の認識、測定の事例④についてご説明させていただきたいと思います。

 

今回は資産除去債務の例題について取り上げたいと思います。

 

例題35

株式会社マキシム太陽は、生産設備の老朽化に伴い、新工場の建設を始めた。12月末に新工場は竣工した。なお、この新工場に関して、退去時に工場の取り壊し、土地の原状回復義務が課されており、資産除去債務を計上する必要性がある。取り壊しと土地の原状回復義務にかかる金額の見積は3,000,000円である。割引率は5%とする。工場の取り壊し時期は10年後と予測されている。12月末の仕訳と翌年の仕訳を示せ。

 

 

 

Dr 建物 1,841,740  Cr 資産除去債務 1,841,740

Buildings        Asset retirement obligation

見積金額3,000,000円を10年で割り引く。3,000,000÷(1.05)10=1,841,740

 

 

Dr 支払利息 92,087   Cr 資産除去債務 92,087

Interest expenses    Asset retirement obligation

前期の資産除去債務の金額に5%乗じた金額が、時の経過による資産除去債務の増加額である。時の経過によるものは財務費用としての性質があるため、支払利息として計上する。

1,841,740×0.05=92,087

                                                                                                                                             

今週は以上です。

 

会計処理で不明点等ございましたら kumagai.keisuke@tokyoconsultinggroup.com

までお気軽にご連絡ください。   


 

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