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2017年3月時点のSelicレートについて

2017年04月06日 | ブラジルの投資環境・経済

こんにちは。 東京コンサルティングファーム ブラジル駐在員の金内です。

今週はブラジル投資環境について記載いたします。

 

ブラジルにおける政策金利であるSelic(Sistema Especial de Liquidação e de Custódia)は、ブラジル中央銀行による金融政策委員会(COPOM)によってレートが決議され、適時調整されています。以前Selicに関係したブログを書いていますので、そちらもご参照下さい。

政策金利(Selic)と銀行定期預金(CDB)について

http://blog.goo.ne.jp/tcg-brazil/e/91fb50f4dd2db65a8830f1a6449af709

 

2017年度は1月11日の修正に続き、2月22日にも修正が行われ、現在のレートは12.25%となっています。2015年7月から続いた14.25%という高いレートが2016年10月の修正を境に下落し、現在に至っています。(以下、過去の推移を参照)

 

 

参照元:BANCO CENTRAL DO BRASIL https://www.bcb.gov.br/Pec/Copom/Ingl/taxaSelic-i.asp

 

 

上記表による推移の通り、最近は下落の傾向にあります。ブラジルに設立されている外資企業は、役員用のVISA取得における資本金要件等もあり、ある程度の資本を投資されている企業が一般的で、運転資金とのバランスを取りながら、各社CDBなどへの投資(預入)で利息収入を得ている企業が殆どです。Selicと連動しているCDBのレートが減少することによって利息収入が減り、時間の経過で運転資金が減少することによって元本が減り、加速度的に利息収入が減ることになります。安定した経営を行うためには、強い経営基盤を築き、営業活動によるキャッシュ・フローの改善が必須となります。これからのブラジルに期待しつつ、景気の下落にも負けない強い企業を目指していきましょう。

 

 

以上

 

 

 

Tokyo Consulting Firm Limitada

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金内 陽

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