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アパレル市場の動向について

2017年09月06日 | バングラデシュの投資環境・経済

世界の縫製品製造拠点は、中国から労働コストの低い国にシフトしてきています。中国は現在、縫製品の輸出高が1610億USDとも言われ、全体の36.7%を占める地位にいます。しかし、これは前年比で8%も下がっており、世界人口の増加に伴う縫製品の需要増も考慮に入れると、さらに多くの割合で、中国から他の拠点に移ってきていると言えます。

 

バングラデシュは縫製品輸出高が280億USDと言われ、世界第2位の縫製品輸出大国と言えます。しかし、この数値は前年度から7.69%増にとどまり、少なからず中国からの製造拠点移転はあったものの、期待通りの結果ではありませんでした。その分はミャンマーやカンボジア、ベトナムへの投資へと流れています。その主な原因としては、バングラデシュ国内のインフラ整備に因るものです。製造過程でのインフラ(電力・ガス)、輸送に係るインフラ(道路・港)が弊害となり、いくら労働コストが少なくても、多くの時間が費やされることで、需要に対応できず、結局コストもかかってしまいます。

 

現在は政府がインフラ整備に注力し、多くのプロジェクトが始動しています。インフラ整備に伴い、今後バングラデシュがさらに世界の市場を獲得していくことに期待です。

 

 

 

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(以上)


 

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