TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

浜松から手織り体験です    竹島クラフトセンター

2017年06月19日 | 三河木綿の手織り体験
「手織り体験はできますか」
と、お母さんと一緒にお嬢様が手織り体験にやって来た。

閉店間際とあって、早速色糸を決めて織機に座って手織り体験が始まりました。



一本一本丁寧に緯糸を通して筬を打ち、
トントンと音が響きます。

きれいに織れています。



「手織りは楽しいです」
「いつまでも織っていたいです」

コースターがだんだん姿を見せてきました
「すごく綺麗にできて嬉しい」



そしてコースターが出来上がりました。
閉店間際だったので織れるか心配していたが
無事に完成してよかったです。

おめでとうございます。


2人で三河木綿フルコース   竹島クラフトセンター

2017年06月19日 | 三河木綿の手織り体験
三河木綿のフルコース体験を予約していたお客様です。
綿繰り作業から始まりました。



彼は一心に綿繰り機を回す
「え!、なぜだ?、なぜ種だけこっちに落ちるのか」
「昔の人の知恵なのだ」



次は手紡ぎである
「あれ!、不思議だな結んでもいないのに糸が繋がっている」
「そーうなんです、この植物はこんな特性を持っていて
 この特性を発見した人もすごいです」



そして、出来上がった糸をコースターに織り込む手織り体験が始まった。
経糸の奇数糸と偶数糸が交互に上がったり下がったりする間を
緯糸が通って織物の基本組織の平織りの布を織ります。



彼はこれから織物を研究したいと言っています。
若い人が昔からの織物に興味を持って産業と文化の掘り起こしが
出来たらこんなに嬉しいことはないと思っています。





カナダからのご一家が手織り体験にやってきた  竹島クラフトセンター

2017年06月19日 | 三河木綿の手織り体験
「三河木綿のフルコースを体験したいんです」
と5人のご一家のみなさんです。

カナダは今夏休みで日本に帰郷しているのだそうです。



早速、綿の種を取り除き綿だけに分ける綿繰り機が登場します。
「あれ、不思議だね、綿だけこっちに落ちるよ」
とお姉さんが声をあげた
「昔の日本人は頭が良かったんだ」



「カナダで棉を植えたけれど芽が出なかったです」
「やっぱりカナダは寒いからね」
と棉談義をしながら紡ぎ車を使って糸を紡ぎます
(残念ながら手紡ぎの場面の撮影ができなかった)



作った糸を用意して機織りの開始です。
生活はカナダなのにお子様たちは日本語が達者で
作業の手順もすぐ覚えて織っています。



カナダには手織り機があって整経台も、綛(カセ)くり機もお持ちだそうで
夏休み中(8月まで)に機織りの基礎を学んで帰りたいとのことです。



カナダで三河木綿も良いし、カナダでは毛織物も必需品なので、
長い冬の季節を手織りで芸術を楽しむまで出来たら良いなと
思います。



出来上がったコースターを掲げてゴールドメダルの記念撮影です。
おめでとうございます。




JA飛騨婦人部のみなさんの手織り体験  竹島クラフトセンター

2017年06月19日 | 三河木綿の手織り体験
「只今オレンジパークにいますが、もう直ぐ着きます」
とバスから電話連絡が入って予約のお客様の到着を待っています。



JA飛騨婦人部のみなさん9人さまのご来店です。



早速、手織り体験がスタートです。
「織れるかしら」
と言いながらも暫くすると織機の操作にも慣れて
余裕の笑顔です。



通常は5人までの手織り体験ですが今日は9台の織機を準備したので
2種類の織機を使っています。



飛騨といえば山が好きな私は北アルプスや高山の話など交えながら
手織り体験が進んでいきます。



「高山祭りは春と秋にお祭りがありますが、春の屋台と秋の屋台は違うのよ」
と聞いてびっくりの私です。
「あの豪華な屋台が春と秋とでは違うんだ」
「ぜひ、見に来て下さい」



「楽しいわ、来て良かった」
「手織りは楽しいです」
とたくさんの喜びのコメントをいただきながら
コースターが出来上がって来ました。



海の町と山の町の人が出会い、その土地の名物を楽しみ語り合う
その時間こそ真の観光交流立市だと思います。



そんな観光交流の場が竹島クラフトセンターにできて、
今度は海の町の私が山の町を訪れて山の農産物や体験を
楽しんでみたいと思いました。