TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

今日は雨の竹島だった      竹島クラフトセンター

2017年04月17日 | 竹島クラフトセンターでショッピング
昨日とは違って雨の一日となり気温も下がり寒い午後となった。



窓に雨が吹きつけ水滴の向こうに霞んだ竹島が見える

観光客も散歩する人も居ない寂しい竹島だが
竹島独り占めがこれまた良いのだ。



来店者も無い静かな教室内では服地を織る人



バッグのバンドを織る生徒さん
(手作りバッグの本体に合わせたバンドは売ってないので
 自分で織って作るクラフト根性100%なのだ)

その隣ではランチョンマットを織る人も



できたら兄弟にプレゼントとか言ってたな



自分の畑で採れた緑綿を紡ぐ人
大分上手になってきて均一の糸が出来つつある



緑の綿は繊維が細くて腰がなく紡ぐには難しい




私はみかん染めの糸を撚っている



60番手双糸6本を1本に撚糸している最中で
総糸数8900mを作らねばならないのである。

雨で静かな竹島クラフトセンター内に作業の音だけが響いていたが
夕暮れになっても人影が見えない竣成苑であった。







アトリエWendy の新作     竹島クラフトセンター

2017年04月17日 | 三河木綿の手織り体験
竹島クラフトセンターの アトリエWendyのコーナーに新作が並んでいたので紹介しよう



写真で見ると大きく見えるのだが直径3cmに満たないサイズです



花びらの先はミリ単位の大きさでどうやってこの作業をするのかと
織物を織る私でも感心してしまう技です。



三河木綿を始め縮緬など色々な素材を使い楽しいアクセサリーになっています。




今日はコースターを織りました      竹島クラフトセンター

2017年04月17日 | 三河木綿の手織り体験
竣成苑は午後になっても賑やかで
穏やかな海と島を楽しむ観光客の姿は減ることもなく
子供達の楽しい声が響きます。

そんな竹島クラフトセンターに一人の少女が手織り体験にやってきた。



お母様と一緒ですが少女が一人で手織りに挑戦です。

「これを上に上げると奇数の糸が上がります、下げるとこの糸が下がります
 奇数と偶数の糸が交互に上がったり下がったりする間にシャトルに巻いた
 糸が通り、織物の基本である平織りという織物を織ります」

スタッフから織物の原理を教わりながら手織りが進みます



「今度は色を変えたいです」
色を変える方法も学び、房作りも学ぶとコースターが出来上がりました。

「わー、出来た、嬉しい」



すごく綺麗なコースターが出来て可愛いピースサインです。

おめでとうございます。

ものを最後まで完成させることは 心も充実感に満たされるのです。

三河木綿のフルコース体験に来ました     竹島クラフトセンター

2017年04月17日 | 三河木綿の手織り体験
おばあさまと一緒に、三河木綿のフルコースに少女が挑戦です。
綿作りから始まって糸紡ぎと織物体験です。



綿繰り体験では綿繰り機を使います
「あら、種がこんなに取れて、こっちは綿だけになってる」



江戸時代の機械を復元したのですが、現代でも不思議を感じる楽しい機械です。
「いつまでやっても面白いです」



次は糸紡ぎの道具の登場です
「これ、見たことがあります」
「そうですかこれも江戸時代の道具で紡ぎ車と言われる紡錘車です」

「あー、切れてしまう」
「大丈夫です、ゆっくり綿を引いて」
「出来たわ嬉しい!」



自分で作った糸を持って織機に向かいます
スタッフから織物の原理と織機の操作方法を学びながら
手織りがスタートしました。



おばあさまも織っています。
「これは楽しいですね」
「出来上がってくると嬉しいです」

いよいよ自分で紡いだ糸を織り込む作業です
「自分で作った糸を織るなんて感激です」



見事に世界で一つのオンリーワンのコースターが出来上がり
記念撮影となりました。

おめでとうございます

素材の原点から始まる真の手作りの作業をしてもらい、
自分の手からこの世に物が生み出す喜びを感じてもらえたら嬉しいです。