流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

2相流タービン発電機の22KW発電機パッケージの設計

2017年02月25日 | 未来製品設計

気体と液体の2相流で駆動されるこれまでにないタービン発電機を設計して、それを22KW発電パッケージ化した設計が次の3次元設計で、22KW発電パッケージが2台ある図です。

この発電機パッケージの中には次のタービンと発電機が入っています。

このタービンと発電機の説明が次図です。

図内の説明は簡単なものですが、蒸気と熱水が持つエンタルピーエネルギーを加速噴射ノズルで高速の2相流の流れとしてタービン回転動翼に導き、そのタービンの回転力が発電機を回して発電を行います。

構成はシンプルですが、タービン部は熱水のエネルギーを主に受ける半径流外向き流れ衝動タービンと、蒸気のエネルギーを主に受ける軸流単段反動タービンで構成されています。

羽根を回転させた熱水は勢いを失ってケーシングの下の熱水タンクに落ち、蒸気タービンを回した蒸気は水滴の湯けむりとなってケーシング上部のダクトから外部へ排出されます。

タービン発電機の回転数は毎分3000回転以上で回りますが、蒸気タービンとしては低速回転に抑える設計をしています。

<今日の流れ>

今日は自宅で思いついたことを行って過ごしています。

動画を見たり、本を読んだり、色々と考えてみたり、などですが、主に今の自分の状態を客観的に考えるとどうなのかを思考しています。

思考の結果は、充分に恵まれていることを認識しました。

会社、家庭、周りの人々など良い状況です。

その状況に甘えず、さらにやってみることと致します。

この記事についてブログを書く
« 100Kg程度の重量物運搬... | トップ | 今日は、まだ読んでいなかっ... »