リフレックスのカルテ - 山形市のトータルボディケア - @整体カイロ・ダイエット・ファスティング・水素フェイシャル

健康や美容・ダイエット、日常生活など、思ったことを気まぐれに発信するリフレックス公式ブログ。革新から確信へ温故作新

腸内閣の幕開け!バイオジェニックス

2015年10月16日 | 健康・BODYアイテム

前回のからの続き>>>あなたの腸内環境大臣!

今も、昔も、いつの時代でもキーワードになっていた「乳酸菌」。日本では1000年も前から食品を通じて乳酸菌を摂取していました。

その歴史は古く、日本に伝わったのは6世紀だと言われており、腸内環境改善や美肌効果、疲労回復効果など日本最古といわれる医学書にも記載されていたのです。

日本の伝統食品には、植物性の乳酸菌が含まれているものが多くあります。例えば、漬け物や味噌、お酒など。日本人が食べていた乳酸菌食品の歴史は古く塩漬けの記録が残されています。

そして、時代は進み・・・

乳酸菌についていろいろ研究が進み・・・

1857年、乳酸菌をはじめて観察したのは、オランダのアントニ・ファン・レーウェンフックだといわれています。その後、フランスの科学者ルイ・パスツールによって本格的な乳酸菌の研究が進められ、 発酵や腐敗が微生物によるものだということが明らかになりました。さらに、微生物を培養する新たな方法がドイツのロベルト・コッホによって考案され、 イギリスの外科医ジョゼフ・リスター乳酸菌の培養をはじめて成功させます

1899年、パスツール研究所に勤めていたティシエによって、母乳栄養児の排泄物からビフィズス菌を発見されました。ビフィズス菌とは、健康な人間の腸内には、ビフィズス菌が大量に存在することが確認されました。腸内にすみつく善玉菌の代表ともいえる細菌です。正確には乳酸菌に分類されません。しかし、腸内での善玉菌としてのその働きから、一般的には乳酸菌として扱われています。

1908年、免疫の研究でノーベル賞を受賞したロシアのイリヤ・メチニコフ博士は、「ヨーグルト不老長寿説」を唱え、一日に大量の乳酸菌(ヨーグルト300g~1kg)を摂ることを勧めていました。

さらに時代が進み・・・

近年・・・

ヨーグルトや乳酸菌飲料には、乳脂肪、砂糖、人工甘味料などの問題があるものも多くあり、これらで大量の乳酸菌を毎日摂取するのはとても難しいものであり、またその必要は全くなく、菌の成分(死骸の殻=細胞膜)が腸に届きさえすれば良いということが最新の研究で分かってきました。

これにより、腸管の免疫が刺激され、結果として長寿につながることになるのです。

今、現在、乳酸菌に対する関心がすごく高まっています。今では、乳酸菌は10億→100億、100億→1000億、1000億→「兆」の時代へ突入しています。

乳酸菌と呼ばれるものは、糖類を発酵させて乳酸菌を生成しながら、臭いのきつい腐敗物質は生成しないというものです。その作用は全て乳酸菌に含まれるため、数多くの種類が存在します。

形で分けた場合は球菌と桿菌、性質で分けた場合は動物由来と植物由来になります。

乳酸菌を含む食品として、皆さんが真っ先に思いつくのはヨーグルトやチーズなどでしょう。これらの乳酸菌は動物性乳酸菌、ビフィズス菌などが挙げられます。

また、ヨーグルトだけでなく多くの発酵食品にも乳酸菌が含まれています。例えば、醤油や味噌、漬物などなど。これらに含まれる乳酸菌は植物性乳酸菌です。植物素材である野菜などの食品を発酵させるために使われています。このように乳酸菌を含んでいる素材は非常に多くあります。

しかし、動物性乳酸菌と植物性乳酸菌とでは性質が違います。植物性乳酸菌は植物に含まれる乳酸菌ですが、動物性乳酸菌は哺乳類の動物に存在しています。 

動物性は栄養豊富な場所でないと生息できないとされていますが、植物性は栄養分があまりない過酷な場所でも生き抜く力があるということで近年注目されています。

動物性であっても植物性であっても乳酸菌には変わりなく、人間の体に嬉しい効果をもたらしてくれます。腸内環境を整える働きや免疫力を高める作用があるなど、病気の予防にも効果的なのがわかっています。

日本人には納豆や漬物を古くから食べていた習慣のあるので、植物性乳酸菌のほうが相性が良いとも言われています。

今では、腸内環境に関する機能食品はいろいろありますが、特定保健用食品には、従来のプロバイオティクス、プレバイオティクス、そして未来のバイオジェニックスがあり、それぞれ作用が異なります。

日本では1991年に「特定保健用食品」が制定されました。この背景には「腸内菌叢(腸内フローラ)のバランスを整え悪玉菌を抑制することが生活習慣病の予防につながる」という理由がありました。

生きた乳酸菌を含んだ食品〝プロバイオティクス″

発酵食品や乳酸菌飲料などがプロバイオティクスです。納豆やキムチ、味噌やヨーグルトなど低温で発酵した食品などです。低温発酵が可能な生きた乳酸菌を含んだ食品ですが、生きた乳酸菌は熱や胃酸でほとんど死んでしまいます。(熱や胃酸で死んだ乳酸菌は、死菌となって腸内細菌のエサになる。)乳酸菌が腸内まで生きて届いても自分の腸内にもともと住みついている在来菌とは違うので排出されてしまいます。

乳酸菌のエサとなる食品〝プレバイオティクス″

プレバイオティクスは自分の腸内の乳酸菌(善玉菌)のエサとなる食品です。乳酸菌はキャベツなどの食物繊維や蜂蜜、オリゴ糖などが大好物です。食事で食べた野菜やごはんなどが腸内の乳酸菌のエサになって乳酸菌が増殖します。(肉などの高タンパク質、脂質は悪玉菌の大好物です。お肉をたくさん食べた後の便がくさいのは悪玉菌が働いているからです)

乳酸菌が生み出す乳酸菌生成物質〝バイオジェニックス″

プロバイオティクス・プレバイオティクスとは違った作用を持つのが、バイオジェニックスです。バイオジェニックスは栄養成分そのもので、熱や胃酸に壊れることはなく、腸内フローラの改善に加え、その栄養成分はダイレクトに体内に吸収されます。乳酸菌そのものよりも、効率的に腸内環境を改善することができる。

バイオジェニックスは「腸内の免疫機能を高める」「活性酸素を減らす」「コレステロールや血圧、血糖を下げる」といった作用もあります。

このバイオジェニックスの代表格といえるのが乳酸菌発酵エキス(乳酸菌生産物質)です。乳酸菌発酵エキスの成分は、短鎖脂肪酸(乳酸、酪酸、酢酸など)、必須アミノ酸、遊離アミノ酸など健康や美容に欠かせない重要な栄養素をバランス良く含んだエキスです。(現時点で確認されている有効成分は352種類以上)

バイオジェニックスは、腸内の免疫機能を刺激し、体全体の機能を活性化することがわかってきています。

今までは、腸の中にビフィズス菌や乳酸菌をダイレクトに入れよう!プロバイオティクスの考えは「生きて腸まで届く!」が従来の考えでした。

 

ヨーグルトは動物性乳酸菌で、培養は比較的簡単ですので「食べる乳酸菌」とした時代がありました。しかし動物性乳酸菌は、熱や酸に弱く生きたまま腸に届くことは難しく、それは、大部分のビフィズス菌や乳酸菌が腸に届く前に胃で死んでしまうということ!乳酸菌などは胃酸に弱く、その約90%が腸に届いていなかったのです。

これにより、その弱点を補った、胃酸に強い乳酸菌を使ったヨーグルトや乳酸菌をコーティングして胃酸から守る(胃で溶けずに腸で溶ける)といった素晴らしいサプリメントが開発され、世に出回り始めました。また、漬物から発見された植物性乳酸菌が注目され『胃酸・胆汁酸にも負けずに腸まで届く植物性乳酸菌』としてブームになりました。

 

これで安心。生きて腸に届く!」と安堵したのも束の間、また大きな問題がありました。腸にたどり着いても、腸の中に棲みつかないで、3~7日ほどで便として排泄されてしまうということ。

これには、腸の免疫機構が関係していました。

腸内(町内)には、善玉菌や悪玉菌や日和見菌といった、もともとの住人たちが棲んでいます。そこによそ者がいきなり腸内(町内)に侵入してくれば、たとえ善良そうにみえるものでも、何でもかんでも棲みついてしまうと町(腸内)の環境が乱れてしまうから追い出してしまいます。腸(町)の警察官である免疫細胞も、よそ者が棲みつこうとすると、攻撃して、追い出します。

 

でも、これは生物の反応としては当然でもあるのです。

 

 

そして、近年、乳酸菌の効果についての研究が進むと、『生きた乳酸菌の作用による効果より、乳酸菌の菌体に含まれる成分が、免疫に及ぼす効果の方が大きい。従って、生菌・死菌にかかわらず乳酸菌の数が多い方が良い。』っと言った
バイオジェニックスの考え方に、時代は移ろうとしています。

従来の理論では、「生きた菌」が腸内で増殖し、腸内フローラが整うとされてきました。しかし、ほとんどは胃酸により死滅し、生き残っても常在している腸内細菌が大きいため、腸内での増殖はあまり期待できないことがわかりました。

これからは、乳酸菌の粒子が腸管免疫を刺激するので菌の生死は関係ないのが主流になっていくと思います。これは腸内フローラだけではなく、恒常性を整えることで、全身機能を高められる。また、加熱殺菌加工できるため、乳酸菌の大量摂取が可能になります。

日本の乳酸菌の歴史を振り返ると、1990年代、ビフィズス菌製剤は1袋に菌が10億程度であったのが、それが、最近では1袋に菌が「兆」を超えるものも出現してきました。

<まとめ>

  • 腸内細菌は100兆個・500種類ほど存在するので、生きた菌、死んだ菌に限らず、一日1兆個レベルの大量の乳酸菌を摂取することで、腸内の免疫が刺激され、腸内環境の改善や体全体の健康に結びつくと考えられる。
  • 乳酸菌は、毎日大量に摂ることで、免疫を活性化し健康維持に役立つ。今では、1日の推奨量は1兆個で、ヨーグルトでは10kg相当。(100年で10倍の数字に)
  • 善玉菌であるビフィズス菌は外から摂っても、体内に定着することはできないため、現在定着している自分自身のビフィズス菌を増やすことで、腸内環境が整えられる。
  • プロバイオティクス(ヨーグルトや乳酸菌そのもの)よりも、バイオジェニックス(乳酸菌発酵エキス)の方が腸内環境を整え美容や健康に働きかけます。バイオジェニックスは熱や胃酸で壊れない栄養成分で体にダイレクトに吸収されます。また、多くの有効成分をバランスよく含んだ乳酸菌発酵エキスはバイオジェニックスの代表格です

 日本古来の食文化から生まれた発酵食品の「植物性乳酸菌」にこだわって研究開発し、原材料には、塩を一切使わない長野県・木曽地方の伝統食“すんき漬け”由来の植物性乳酸菌と152種類もの国産植物由来の「酵母」を配合。

近年脚光を浴びている「バイオジェニックス」に着目し、従来の乳酸菌とは一線を画した100%植物由来の乳酸菌サプリメントです。

30包 8,640円

 

Total Body Care REFLEX
トータルボディケア  

リフレックス

 http://tbc-reflex.com/

〒990-2321 山形市桜田西2-8-21
ご予約は 023-625-0840

 2015 REFLEX MISSION 
「ZERO BODY」
~リセットから始まるカラダ改革・血液からアンチエイジング~

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。