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KORG D16 ←これのタッチパネルを作ってみた

2016-02-12 | 楽器、電気モノ

またジャンクです。

昔はYAMAHAのCMX100ⅢってカセットMTRを使っておりました。

ヤフオクで手放して久しかったのですが、多重が恋しくなり以下を入手しました。

何年か前に¥1000程度で落としたものです。

 これは相当面倒で御座いました‥

ACアダプタ&HDDなし、動作未確認との事ですがガワが新品並みなのがそそりました。

当時の画像は無いのですが、なんちゃってSSDを2GB→8GBに

したついでに詳細を遡って紹介するぜ!させて頂こうと思い立ちました。

 これDCじゃなくAC9Vの要求なんですよ‥

ファンタム電源だからでしょう。

まんず標準ジャックに変更します。

 

手持ちトランス式のアダプタを片っ端から調べて動作時

9V程度になるものをちょいす。

 整流部除去、2Aのフューズ直付で

AC10V/2Aとりあえずアダプタ完成!

 IDE-CF変換

 エルナーにOSコン

音響モノにこれ入ってると嬉しいです。

 

さて、ここから天城超えで御座いました。

 まず出来上がり。ピンボケですが、格子が若干ですが均等では有りません。

自作だからですw

前オーナーが剥がしたようで、パネル導通部剥離で死亡です。

よくあるタッチパネルはスリットなし、連続的に接点が変わる抵抗値の電流渡しに対し、

格子状はデジタル式、電圧渡しタイプとなります。

導通点で座標を得るとこは同じなのですが。

見た目はアレですが、格子で幸いしました~。

単純にxとyですから。

 

自作にあたり用意するもの。

 タッチパネル用ITO膜シート(ヤフオク)

 導通性透明膜とも言うようです。

 銅テープ、粘着面も導通性のもの

細ウレタン線、クッションでない両面テープ、

エッチング用に調整した無機酸(今回はHF)

要は酸化インジウム-酸化スズを溶かせれば何酸でもヨシ。

何れにしても取り扱い注意、中和等後処理も完全に行わなければなりません。

 

残す部分をビニテでマスキングしまして

無機酸に漬けます。これは説明のための事後の別撮り。

 1分後

この要領でタッチ面横縞のものを作り、スペーサ兼の

両面テープを四方に貼り、撓まないよう慎重に上下を重ねます。

 各耳部分に銅テープを貼り、ハンダ付して行きます。

 書き留めたアサインどおりに結線します。

リュータでフレキの銅箔を露出させます。

 完成図

 

これがまた普通に動いてくれるのがたまりません。

KORG D16 自作タッチパネル動作の図

 

とか当時はたいへん喜んでいたのですが、最近はシンプル&ミニに傾き

 コレがメインです。

三脚も付きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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