Surrey’s tea room お茶のひと時

つれづれなるままに、日ぐらしパソコンにむかいて

心にうつりゆくお茶の話題を書きつくれば。。。。

四頭茶礼

2017-04-21 16:33:36 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

かねてからの念願かない、4月20日(木)、メンバ-のSさん、Yさんと四つ頭茶礼参列の為、建仁寺に出かける。

8時からのご生誕法要にも参列したく、7時20分頃建仁寺に到着したが、もっと早いお出ましの方々が既に並んでいる。

(法要参列に並ぶ人達)

中国の茶礼に基づく四頭の茶会があるのは、法要のある本坊の大方丈。

とりあえず受付を済まし、並ぶ。

暫くすると、本坊に入ることが出来、廊下をうろうろしているうちに大方丈で法要が始まった。

参列はもちろんできないが、大方丈の外からは僧侶による法要を見ることが出来た。

お席入りは、三席目の為、法要の後、座布団の並べられた大方丈の近くの待合で暫し待つ。

ここで少し、ミニ知識を・・・・・。

四頭茶礼とは、中国南宋、元の時代に大きな寺院で行われていた茶礼で、日本には鎌倉時代栄西禅寺が禅と共に伝えられたとされる。

いわゆる茶道の始まりの始まりである。

パンフレットによると、江戸時代には建仁寺開山忌(御命日6月5日)の食事儀礼の一部として行われたが、のち栄西禅師誕生日に四頭茶会となる。

今年で876回目。

案内の僧侶の話だと、昭和26年か29年あたりに一般人も参列可能となったとか。

事前に僧侶の説明を受け、着座の位置は待合で確認し、長~~い待合の後、ようやく順番がくる。いざ大方丈へ!

大方丈に入るのは、四頭(正客)に準じた相伴客8名、計36名。コの字形廻らされた畳に着座する。

正面には、中央に栄西禅師の御絵像、両側は室町時代の画家、秋月の龍とトラの図が飾ってある。

部屋の真ん中には、中国から渡来した青磁の香炉。

僧侶の献香の後、縁高に入った紅白の紋菓子と、抹茶(建久の白)が入った天目台&天目茶碗が運ばれる。

縁高の中身は写真のお菓子&醤油で煮つけたこんにゃく(ぴりコン)。

写真のお干菓子は持ち帰り、こんにゃくだけ食する。

後、薬缶と薬缶の注ぎ口に茶筅をさし運ばれ、客は天目台&茶碗を持ち上げ、お湯をいれてもらい僧侶が各客の前で点てる。

飲み方は天目台ごと頂く。

お茶は美味しかったけれど、あまり茶筅を振らないので、やはりだまが残る。

一席約20分であっという間に終わった感じ。これが23席繰り返し行われるという。

とりあえず、メインの四つ頭茶礼が終わりやれやれと、次は副席へと向かう。

副席の最初は、久昌院、境内の西側にある。

             (久昌院の庭)

ここでも待ったなぁ~~~。

ようやくお席入り。裏千家、金沢先生のお席。

軸は確か、”緑垂煙外柳”(淡淡斎)、吉野棚。香合は都鳥(半七)、小庵好み、夜桜棗(宗哲)。桜もち。後はよく覚えてないなぁ~・・

先生の話だと、京都以外のお客さんが結構おられ、中には海外からも。

慌ただしいお席が終わると、時間は11時半。早朝からでお腹も減り久昌院の隣の塔頭で点心を頂く。

薄味で美味しい!御膳を運ばれるのは僧侶。中には青い目の僧侶もおられた。

お腹も膨れ、いざ2席目堀内流のお席の霊洞院へ。

ここでも長~~い間待つ。

 

  (同席のメンバ-)

(庭を掃く可愛い小僧)

 

    そして、最後の席、煎茶席の両足院へ。

 

        (両足院へのアプロ-チ)                            (咲き始めのつつじ)

気分的に、ここが一番待った気がする。待つのも正座もいよいよ限界に近い。

そして、ようやくすべてのお席が終了。

(栄西禅師の碑に一礼のSさん)

季節は少しづつ移り始めている。庭に咲くボタンが堂にはえる。

茶会のあと、東陽坊を見学。天井絵、小泉淳氏画の龍の絵を見、全て終わったのは午後3時ごろだったろうか?

清々しい春の日、歴史ある建仁寺で重みのある行事に参加出来、満足の一日だった。

 御一緒のSさん、Yさん有難う。

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2 コメント

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Unknown (H、S)
2017-04-28 18:52:43
四つ頭茶会に行ノ行台子のお稽古と続きお疲れになったことと思います。
四つ頭茶会も行台子のお稽古も初めてのことで緊張しました。

長い長いお茶の歴史。昔、庶民は飲めなかった。
最後の一滴までも大事にいただかなくては。

先生 ありがとうございました。
ご苦労様でした (surrey's tea room)
2017-05-04 16:22:08
コメント有難うございます。
栄西のもたらしたお茶は、時を経て茶道という日本文化の一つに息づいているのですね。
Sさんはじめ皆さんと共有出来、嬉しく思います。

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