Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

パッセンジャーズ(ネタバレ注意)

2009-03-18 14:21:07 | 映画
今回は今公開している映画「パッセンジャーズ」について。
本当はチェンジリングが見たかったのですが、僕の相方がどうしてもみたいと言っているので、一緒にいくことにしているのですが、どうも都合があわなくて(笑)。で、昨日はこのパッセンジャーズににしました。

なんの予備知識もなく観れたので、「こういうオチかぁ」と納得して観ることができました。

ここで、内容を。飛行機事故現で生き残った人々の心のケアを任されることになった、精神科医(アン・ハサウェイ)は最初のカウンセリングから次第に人が減っていくことに疑問を抱きます。そして、その人物が失踪してしまうことにも。また、生存者のひとりの男性(パトリック・ウイルソン)に次第に好意を抱くようになるのです。この患者の失踪にも飛行機会社が事実を隠蔽しようとしていると感じた精神科医は、事実を探ろうとするのですが、そこには驚愕の真実があったのです・・・。

といった感じ。で、この映画はとくに劇場で観なくてもいいかなぁって思いました。そこそこおもしろいのですがDVDで観てもいいし、なんならケーブルでやるのを待つか(笑)。今が旬のアン・ハサウエイが主演だからそこそこ映画館でもやってましたが、これそうじゃなければきっと日本では未公開だったかもしれません(笑)。

僕はパトリックウイルソンが「エンジェルズ・イン・アメリカ」のときからちょっとファンだったので、今回楽しみにしていたのですが、ちょっとオッサンになっていて、からだもあんまりきれいではなく(笑)、イマひとつでした。でも後ろだけですが全裸になっているシーンがあるのは、ちょっとうれしかったかなぁ。顔がすきなんですよね。
アン・ハサウエイもこのところ、どんどんきれいになって、演技もうまくなてきているから、注目の女優さんですね。彼女のファン方であれば楽しめる作品かもしれません。


ここからはネタバレですから、もしこれからご覧になるおつもりがあれば、絶対読まないでください。











で、この映画のオチは「結局みんな死んでた」ってこと(笑)。でも生き残って見えていた人達は、「自分が死んだって思ってない」人達なんですよ。当然アン・ハサウエイもこの飛行機に乗っていたんです。でもその記憶が無いだけで(笑)。
なんとか「あなたは死んだんだよ」って他の人達が教えに来るんです。それが自分にとってとても近しい亡くなった人達。でも本人にはそのことも記憶が無くなっているから、最初は気がつかないんです。でも患者が一人ずつ失踪していくのは、そういった人達に気がついて、天国に行ってしまったからなんです。だから、この映画に出てくる人達は死んだ人ばかり。なので、街やアパートなど極端に人が少ないんです。これも映画が終わるころにやっと気づかされます。

「死んだことに気づかない」ってよく言いますが、そのときってこういうことが行われているのかもしれません。


でも、わざわざ劇場でみなくてもいいですよ(笑)。

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2 コメント

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Unknown (脳みそ筋肉マン)
2012-04-08 23:56:55
ぜんぶ夢の中のお話ってこと?
エリックとの交際も夢?
じゃあなんで墜落中に回想シーンで出て来るの?
エリックとつきあったのは落ちたあとの夢でしょ?
もともとふたりは知り合いだったの?
事故る前につきあってたの???
あの変なお隣さんは何?
「つばさを広げなさい」とか「人生あっというま」とかいうのがあのヘンなお隣さんの「きみは死んでる」って言ってるってこと?
ぜんぜん腑に落ちない。
Unknown (tauntaun43)
2012-05-07 17:30:00
脳みそ筋肉マンさん。
これ、みんな飛行機の事故で死んでいた人達がまだ成仏できない状態で、一人ずつ成仏していくと消えていくっていうことなんだと思います。死んだけどそのまま生活してるから、その周りには死んだ人達しか出てこないんです。

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