日々のことを徒然に

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10連勝ではまだ遠い

2017年04月14日 | 生活・ニュース

 ある会合で高齢の男性、「昨夜は寝れんかった」というその口調には悔しさがこもっている。その原因は広島カープの10連勝、言い換えれば読売ジャイアンツの3連敗ということ。C対Gで昨夜Cは9回に逆転し、今季12試合目なのに10連勝を達成した。カープの健闘は鯉のぼりの季節までという風説は途絶えそうだ。

 しかし、これで喜んではいけない、というのは10連勝では優勝できない、とこれまでの記録が示している。過去、12と11連勝を達成したシリーズでは優勝しているが、10連勝でストップしたシリーズは優勝できていない。ジンクスから言えば今夜の阪神戦に勝利すれば連覇への可能性が増す第1ステップということになる。

 今朝の地元紙1面、「コイ10連勝」と太字のゴシックで載り「10連勝を達成し、マウンド付近でハイタッチし、喜び合うナインたち」の写真が載っている。喜ぶばかりではなく「大瀬良 悔しさふり絞れ」と題する辛口記事がある。「反省とは過去を悔いることではない。未来に生かすものだろう」とし、「次の巨人戦で感情がほとばしる熱投を望む」と結ぶ。記者も一緒に戦っていることを思わせる。

 高齢者にはGフアンが多いという。プロ野球の放送、昔はラジオ、テレビ中継がはじまっても放送の大方は巨人が係る試合、報道に誘われてそうなった人も多い。カープの試合は地元放送局のラジオ中継が唯一だった。世は移り放送技術は進歩し「カープ女子」を誕生させた。眠れなかった知人のため巨人も頑張ってもらいたい。
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