CANON FL 100mm F3.5です。MF 単焦点 レンズ構成4群5枚 絞り羽枚数 焦点距離100mm 最短撮影距離1m フィルター径48mm 最大径×長さ63 x 61mm 重量278g 1964年発売
フリマで見つけました。前玉も後玉も酷いカビが発生しています。
銀色のフィルターを外してからゴムで化粧リングを外します。実はこのcanonと刻まれたフィルターがすごく気に入りました。本体より気に入ってるかもです。
一枚目のレンズとシムを外します。
ここで外したレンズの表裏と奥のレンズをエタノールで清掃します。
横から締めてる小ネジ3本を抜いて後玉のカバーを外します。
カニ目溝のある押さえリングが見えます。
リングをカニ目ラジペンで外すと、レンズの前玉群というか前半分の部分ががばっと外れます。
後玉を押さえているリングを外して一枚レンズを外し
長めのリングです。この奥の厚いレンズも外しますこのレンズの汚れは落ちましたがコーティングが傷ついていてどうしても完全には綺麗にできません。でもカビではないのでこれで終了にしました。組み戻す際に絞り連動ピンの位置に注意しながら後部分を組み戻します。一回絞りが開放のままになってしまいました。
NEX-3 絞り開放 レンズのコーティングのキズは大丈夫ですね。
NEX-3 絞りF11 開放でもきりっとした写真が撮れるのが一流レンズメーカー製の証なんですかね。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kenkyu/lenskenkyu132.html
こちらでも指摘されてますが後ろから2枚目のレンズが白濁してひどく曇るのが弱点で
曇ってない個体を探すのは困難です。
ガラス自体が濁るので曇っている個体は全てアウトなので
ここまでまともに写る個体を見つけるなんて羨ましいですね。
曇ってる個体はソフトフォーカスになります。
(でも等倍で見ると確かに解像度は高い)
いい写りをするレンズは、最初にピントが合った瞬間にわかりますよね。私の場合なんとなくですけど(笑)
このレンズ、たしかもう一本沼に沈んでた気がします。また、探してみます。