【第104沼】smc PENTAX-F ZOOM 35-70mm F3.5-4.5の分解掃除

　

護国神社のフリマでフィルムカメラPENTAX SFXについてる状態で購入しました。

今みるとこの頃のフィルムカメラは機械として美しいと思えた　S2とかSPとかの輝きもないし、やけにでかくて変な感じです。このレンズもデザインからして迷い道に入り込んじゃってますよね。軍用じゃあるまいしこの形なんですか？

 　

胴体の作りも貼ってあるから安っぽいし、惨めに剥がれてる個体も多い。マウントの部分は外観の安っぽさに反して作りがしっかりしてる。多分中身はしっかり作ってるのかな？重いし。後玉と前玉にカビの点があるので分解する。

マウントの内側のレンズのついた黒いカバーをマウント回りの3箇所のビスを外して外す。絞りの連動レバーの足が長く伸びてる。

見えてるレンズにも点カビがあるのがわかる。ここをカビキラーでカビ取りしただけで後側は綺麗になったかあら後は終了。

外したカバーの内側。

次は前側で、簡単に安っぽくはめ込んである樹脂カバーと最初に外した一番前のレンズの押えリング。

この状態でレンズを引き上げれば抜けるはず。タコ棒の吸盤を使うのでレンズ面をキッチンアルコールで汚れ取りしておく。

タコ棒でレンズをくっつけて引き抜きます。

最初の一枚レンズを外しておけば、前玉群にゴム当てて全体を回して外せます。

外した前玉群を分解

　

前玉群の裏側、真ん中近くと右上の方にカビの点。カビ取りして綺麗になりました。

まだ、このレンズにも汚れが・・・運良く表側だったからそのままカビ取り。

順に組戻して・・・

出来上がりました。これでカビから救出＆使えるレンズになりました。

*istDにつけて撮ってみましょう。結果はまた後で。