たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第5沼】PENTAX Auto-Takumar 55mm F2.0 (前期型)分解清掃

2012-09-20 23:02:10 | PENTAX

 

PENTAX Auto-Takumar 55mm F2.0 M42 265019(前期型)レンズ構成5群6枚 絞り羽枚数10枚 最短撮影距離0.55m フィルター径46mm 重さ173g(実測)です。近所のフリーマーケットで前玉後玉ともに粉だらけ汚れだらけで転がっていました。フィルターブラケットもベコベコで100円で救出。ラジオペンチでベコベコに曲がった部分を延ばしてなんとか、化粧リングが外せるようにしました。でもキズだらけ。

 

化粧リングをゴムで回して前玉をエタノールで拭いて綺麗にしたら、なんと前玉群はカビもないし分解しなくても良い状態。で、後玉をまたエタノールで拭いたらカビが絞り羽の近くのレンズに。ゴムでえいっと回したら後玉群がセットで外れました。絞り羽直後のレンズにあったカビをカビキラー→エタノールで拭いてカビ退治。

綺麗になったけど後玉群の中にまたカビを発見したので、えいっと後玉群の後の黒いリングを回したら案外簡単に回ったのでびっくり。ここで露出したレンズ面を全部カビキラーとエタノールで掃除して元に戻して完成。

フィルター取付け部がキズだらけなんで、塗装の剥げを黒マジックでごまかして46mmのフィルターつけてキズが目立たないようにしました。少し、絞りリングにガタがあるけどとりあえず分解清掃終了。

傷が痛々しい。

写真は特に問題なく撮れます。

無限遠もたぶん大丈夫。ただAUTO TAKUMARを使うにはピンを押さえるアダプターがないと・・・

前期型と後期型は重量もまったく同じでレンズ構成に差はないと考えます。はっきり分かる違いは銘版(化粧リング)の文字で

前期 Auto-Takumar 1:2 f=55mm No.265019 Asahi Opt Co,japan

後期 Auto-Takumar 1:2/55 Asahi Opt.lens made in Japan 488143

という感じです。

追記】面白いのは、このAuto-Takumar  後期型の特徴がSuper-Takumar前期型の特徴なんですよね(笑)


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