鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2247回】 誰もが知る住宅会社が危機的状況に・・・

2017年02月23日 | 住宅コンサルタントとして
某有名タレントさんをCMに起用していた、
全国展開している、某住宅会社ですが、
経営的には末期症状となっているようです。

ひょっとしたら、近いうちにどうにかなるのかもしれません。

3年連続で昨対比を割り、業績がただでさえ悪化している。
人材育成に取り組んでいないので、相変わらずの安売りしかできない。
営業マンが受注のために、お客様に口約束でいろんなことを言っているため、
その口約束の情報が工事監督に伝わってなく、クレームが続出。
結果、精神的に監督が追い詰められ、離職者も多いようです。

決算書上は営業利益を出していますが、
実際のところはどうなのでしょう?
最終利益は赤字が続いています。

それもそのはず、やっていることがもう最低なのですね。

地域で競合する会社の比較表をつくり、
その会社よりも仕様・グレードを高めた特別仕様の商品をつくり、
更にはその会社よりも安い価格設定をしているのです。

そしてその比較表をお客様に堂々と見せて、
「ウチの方が仕様が良くて、得ですから・・・」
「今、決めてくれれば、これだけサービスします」
という、誰にでもできる、単なる安売り営業を展開しているようです。

利益度外視。
とにかく、受注しなくては回らないからです。

これ、住宅会社として末期症状なんですよね。
数年後、どうにかなっているかもしれません。

自社を選んで下さったお客様のことなんかよりも、
自分たちの数字のことしか考えていない。
当然、お引渡し後のアフターのことなんて知らない。

だから無責任に思いっきり価格を下げてくる訳です。

しかしながら残念なことに、
こういう展開をしている会社がどういう状況なのかをイメージできず、
ただ目先が得だから、という理由で選んでしまうお客様も存在するのですね。

家って、使う商材、仕様だけで損得は判断できないんですよね。
工事がいい加減。
ミス工事や適当な工事をしていても、壁をふさいだら分からないこと、多々あります。

いろんな検査機関がありますが、
当然、施工中なんかはプロが全てチェックしている訳ではないので、
ぶっちゃけ、ごまかそうと思えば、ごまかすこともできるんです。

結局、その住宅会社の良心、誠実さが大切なのですが、
それを理解できない人が多々、存在するということなのです。
(これは飲食や小売りも同じなのですが・・・)

このブログを一般の方がどこまで見て下さっているのかは分からないのですが、
とにかく目先の損得で住宅会社を決めてはいけないのです。

損得で判断する人が、失敗するのです。

と同時に、やっぱり良い家づくりに愚直に取り組まれている住宅会社さんを
自分としてはトコトン応援していきたいと強く感じた1日でした。
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