鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2120回】 二代目は苦労するもの・・・

2016年10月19日 | 住宅コンサルタントとして
大抵の企業の場合、創業者は何もないところから事業を立ち上げ、
成果を出しながら、組織をつくっておられます。

お金も実績も基盤も無い中で利益を出し、会社をつくってきたのです。

その苦労はハンパないかと思います。

そして成功したからこそ、今の会社がある。

創業者にとって、自分がつくった会社は自分そのもの。
そして事業こそ自分そのものなのでしょう。

成功を重ねてきた結果、自分の考えが正しいと思い、
自分がやりたいと思ったことをやり通したいと考え、
いつのまにか、頑固で柔軟性を欠く思考に支配されがち・・・。

圧倒的なパワー、圧で周囲を従わせるやり方が通用した時代を経験したせいか、
自分のご子息や社員さんと意見が異なった場合、議論にならず、
とにかく力で従わせようとしたり、自分の意見を押し通すのです。

こうした創業者が、本当に多い。

時代の流れやお客様の嗜好を感覚的に掴むことが出来ていないのに、
未だに第一線でやりたがる・・・。

自分の意見を押し通したがる・・・。

本来なら、もう第一線を退かなくてはならないのに、前に出たがる。

こういう親父がいるがゆえに、苦労している二代目の若手さんが結構おられるのです。

ただ、こうしたつらさを自身が経験しているからこそ、
二代目が経営者になった時には、自分の意見を持ちつつ、
周囲のスタッフの意見に耳を傾けられる、
調整が非常に上手な経営者になられることが多いような気がします。

そして二代目の自分が、三代目に事業を継承する際も、
自分と同じ苦労をさせまいと、非常に綺麗な継承をされるのです。

今、苦労していることが、自身の成長につながります。
何より、意見を持っている社員さんの声に耳を傾けないと
その社員さんがどれだけ心が折れるかが分かっている分、
しっかりと聴く耳を持った経営者になれるのです。

そんな苦労をされている二代目の方を応援していきたいと思っています。
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