かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

パウンドケーキを思い出して。

2016-11-28 | 気ままなる日々の記録

  暫く前に降れた包帯のことである。主人は足の裏の治療のため、包帯を使っている。それを、看護師さんが、汚れたガーゼと一緒に捨ててしまったという。一回使っただけで。今の時代それが、普通なのだろうか、私は当然洗濯して何回でも使うものと思っていたので、少々ショックを受けた。主人に包帯は捨てないように申し出て貰い、今は何回も使っている。ところが、交代用に一つだけでは心配なので追加のために買いに出かけた。

 時間が余ったので、ブラブラ店内を歩いていたら、バナナブレッドと云うものが目に入った。パウンドケーキの一種に違いないと確信して買ってしまった。10年ほど前だろうか、妹からの宅急便の中にバナナパウンドケーキが入っていた。とてもおいしくて、作り方まで書いてある。その当時我が家にはオーブンと云うしゃれた調理器具はなく、ケーキを作ったことがなかった。それが、説明によると、電子レンジで簡単にできるという。信じ難かったが、本当にできてしまい

それ以来虜になってしまったのである。1パウンドの小麦粉と砂糖、ショート二ングと卵、それだけで、基本のケーキになる。プレーンにしたり、風味を付けたりラムレーズン、ドライフルーツ、アーモンドなどを加えて変化を付けたりする。

 私はラムレーズン入りのパウンドケーキが好きであった。コーヒーで風味を付けたのも美味しかった。孫たちは小さなカップに入れたプレーンなものを好んだ。つい最近この世を去った友からは粉を良くふるうようにと貴重なアドバイスを貰った。きめが粗くなってしまうからと。作り立てが一番美味しいことは云うまでもないが、冷めてもオーブントースターで温めると美味しくなった。

 包帯とパウンドケーキの、似ても似付かぬ取り合わせとなってしまったが、過去の楽しい想い出の一コマである。(E)

 


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