[小説]デスゲーム

2017-04-06 11:06:23 | 日記
教室に、テロリストが入って来ました。
その時俺は、今日の昼飯何にしようかなぁとか、期末試験の勉強しなきゃなぁとか、まあいつもと変わりない事を考えていた訳ですね。
クラスメイトの悲鳴が響く中、俺は、俺だけはいつもと変わらない。変わりようがない。
だって、人は絶対に変わらないから。だから、今悲鳴を上げている連中は普段から悲鳴を上げているようなものなの。それが表面化しただけ。
だから俺は、ただそこにいつも通り座っていたんだ。

教師が殺された。
テロリストに殺された。
ただそれだけの事なのに、教室中は更にうるさくなった。
さあさあ、デスゲームの始まりだ。そう誰かが言った。誰かって?テロリストに決まっている。
そう、テロリストは俺たちに殺し合いを命じて来たのだ。
生き残ろう。そう心に誓った。
誰がって?クラスメイトに決まっている。

赤。
よくもまあ、自分が生き残る為とはいえ人を殺せるよね。
教室は、赤かった。
俺は、赤いなーって思った。それだけ。
それだけなのに、もっと赤が見たいなぁって、思っちゃうんだよね。人って。
結局人は、赤を求めちゃうんだよね。


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