「暑いね~」
「うん、、、梅雨があけたからね」
「ねえ、、あそこにかいじゅうがいるよ」
「うん、、、茶色でこわいね、、、」
おそるおそる、、小さい人はかいじゅうに近づいてみました
「こんにちは、かいじゅうさん」
「うん、、こんにちは」
かいじゅうは何もいいません、、
「返事ないね、、」
「うん、、、かたそうだね、、さわってもいいかな」
おそるおそる、、小さい人はかいじゅうにさわってみました
「あれっ、、このかいじゅうからっぽだよ」
「うん、、、背中に割れ目があるね」
おそるおそる、、小さい人はかいじゅうの中に入ってみました
「がお~~っ、かいじゅうだぞ~~」
「うん、、きゃ~きゃ~~っ、、こわいよ~~」
きゃっきゃっと小さい人は、ひとしきり怪獣遊びをしました
「ふう~汗かいちゃったよ」
「うん、、かいじゅうさんもヒビがはいっちゃったね」
そばの大きな木ではミ~んみ~ンととセミが鳴いています
そう、小さい人がかいじゅうだと思ったのは
セミの幼虫が羽化した後の抜け殻だったのです
私の家にある木でもみ~んみ~んとセミが鳴いています
そばを通ると、みんみんと飛ぶのでコワイです、
きゃ~と声が出てしまうのですが、、、
PUNIの声は高いので、、きっとセミの方がコワイと、、おもう、、、
男の子はカブトムシって好きだよね、、