未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

黒い市松模様の畳。

2013年01月10日 00時46分25秒 | 今日のお仕事

 

こんばんは。本日制作させて頂いている畳のご紹介です。

市松模様の黒色の畳を制作しています。へり無し畳、どんな雰囲気の部屋になるのでしょうか?

畳のフチにあたる畳縁が無い分、お部屋を広く感じることが出来るでしょうか?

今から楽しみです。


ベットの畳、湿気に御用心。

2013年01月09日 01時09分46秒 | 今日のお仕事

こんばんは。ブログ頑張って更新です。宜しくお願い致します。

本日御注文を頂きましたお客様の畳はベットに畳をはめ込むタイプの仕様でした。

冬場で乾燥する時期なのに畳の表面にカビが生えています。畳の裏側は何ともなく、おそらくイグサが湿気を吸い過ぎてしまい、おなか一杯になってしまった様子です。

冬場は結露や、その他色々な過度の湿気が原因で畳にカビが生えてしまう場合があります。

ベットの畳には、たたみの上にマットレスや布団を敷いて眠りますが、一晩でコップ一杯の汗をかくといわれる人体から出る湿気が布団にこもり畳にも繋がっています。

天然のイグサで出来ている畳表は湿気を沢山吸います。よって夏場など湿気が多い時期にさらさらとした肌触りや、湿度調整をしてくれるのですが、蓄えた湿気を放出する事が出来なければ、湿気はこもり、カビが生える原因にもなります。

ポイントは畳を呼吸させてあげることと考えています。マットレス・布団などベットの上では毎日たたむことも大変でしょうが、畳のパワーを発揮するためには、適度に干してあげる事、風通しを良くするなど、湿気と上手に向き合うことが大切です。

お住まいの畳はおなか一杯ではないですか?湿気と向き合いながら畳の素晴らしさを見つめてほしいです。


今年も宜しくお願い致します。

2013年01月08日 00時59分25秒 | 四代目の叫び。 

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変にお世話になりました。ありがとうございます。

本日から仕事を再開です。新しい年に新しい気持ちで張り切って頑張りました。

自分が普段使う道具や工場がきれいに掃除されていて、気持ち良く仕事が出来ます。

昔から綺麗すぎる工場はあんまり良くないと、昔の職人さんに言われたことを思い出しました。

掃除をする暇が無い位、忙しい方が良いとの意味合いでしたが、私はいつも綺麗な方が良い

です。仕事が気持ちよく出来る環境を常に作ることも仕事の一つかなと考えています。

綺麗な工場で気持ちよく作る畳、沢山お届け出来るように頑張ります。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。