たた&にせ猫さんの備忘録

―演劇、映画、展覧会、本などなど、思うままに―

『精霊の守り人 悲しき破壊神』NHKドラマ

2017年03月07日 | 日記
   『精霊の守り人 悲しき破壊神』NHKドラマ
     原作:上橋菜穂子 脚本:大森寿美男 音楽:佐藤直紀 演出:片岡敬司
     出演:綾瀬はるか 板垣瑞生 東出昌大 真木よう子 柄本明 鈴木梨央 福山康平 壇蜜 ディーン・フジオカ
        高良健吾 鈴木亮平 渡辺えり 平幹二郎 藤原竜也他

  上橋菜穂子さん原作『精霊の守り人』シリーズのテレビドラマ化。大河ファンタシーのパート2。

  『精霊の守り人』に出会ったのは今から2年前。本屋で「国際アンデルセン賞作家賞、2015年本屋大賞受賞作家 上橋菜穂子の代表作」と広いスペースを使って他の著作本と一緒に平積みされていた。児童書というイメージがあり、手に取ったことがなかったが、目を通すと語り口が素晴らしく、その日のうちに文庫本全10冊を購入。
  文化人類学の学識、フィールドワークが背景にあるために、架空の国々、時代の話なのに、デティールに説得力があり、また、その世界も人の心も深く描いている。

  NHKでテレビドラマ化される、綾瀬はるかさん主演ということで、パート1放送前の期待は高まるばかりだったけれど、放送が始まるとさすがに映像の工夫が随所にみられ、美しいし、綾瀬さんのアクションも素晴らしいけれど、やはり物足りないというか、ストーリー展開が通俗的になっているというか。

  とはいえ、パート2が始まると早速連続録画予約し、リアルタイムでも見ている。
  今回は『神の守り人』と『蒼路の旅人』からの話。『精霊の守り人』シリーズで一番好きな『闇の守り人』は飛ばされてしまった。

  それぞれの国、民族間の対立といった政治的、覇権的な状況に主人公たちが巻き込まれていく話で、最終章『天と地の守り人』に繋がっていくと思うが、二つの話をつなげているので、原作を読んでいても、登場人物は多いし、結構わかりにくいところがある。

  『神の守り人』の原作を少し読み直してみたが、やはり小説に書かれている攻撃性とそれを抑止しようとする葛藤の深さはドラマで表現するのは難しく、殺してはいけないんだというメッセージ性が優位な、そしてより安心のいく結末にするしかなかったのかなと思ったり。

  とはいえとても力の入っているシリーズで映像は美しく、綾瀬さんのアクションは素晴らしい。たまたま先日テレビで『トゥームレイダー』をやっていたが、日本の女優でアンジェリーナ・ジョリーに匹敵するアクションは綾瀬さんだよねと。ファンの欲目かもしれませんが。
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