たた&にせ猫さんの備忘録

―演劇、映画、展覧会、本などなど、思うままに―

『これぞ暁斎!ゴールドマン コレクション』Bunkamuraザ・ミュージアム

2017年04月20日 | 日記
   『これぞ暁斎!ゴールドマン コレクション』Bunkamuraザ・ミュージアム 2017.3.30
         2017.2/23(木)~4/16(日)

  エルミタージュ美術館展を見終わって、美術展のはしごで、Bunkamuraザ・ミュージアムに寄ってみる。

  チラシによると、河鍋暁斎(1831-1889)は幕末から明治を生きた天才絵師。幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、狩野派に学び、19歳で修業を終え、更に流派に捉われず様々な画法を習得。仏画から戯画まで幅広い画題を、時に独特のユーモアを交えながら圧倒的な画力によって描き上げた。本展は、世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵作品により多岐にわたる暁斎作品の全体像を提示。

  ゴールドマン氏が暁斎に出会った作品から展示されています。『象とたぬき』、とってもユーモラスな作品。『鯰の船に乗る猫』『鯰の曳き物を引く猫たち』も猫の一族としては、捨て置けないかわいさ。

  第1章は万国飛―世界を飛び回った鴉たちということで、鴉の絵あれこれ。生き生きと、目の何とも良い鴉たち。
 
  第2章は躍動するいのち―動物たちの世界。『月下猛虎図』がでっかい猫でかわいい。『岩に猫』も。『動物の曲芸』、どうして動物をあれもこれも生き生きと描けるのか。今ならどれだけ人気のイラストレーター、アニメーターだったかと。

  第3章は幕末明治―転換期のざわめきとにぎわい。『各国人物図』『五聖奏楽図』『新文教歌撰』、どれもどれも、なんという発想。
  第4章は戯れる―福と笑いをもたらす守り神 いろんな戯画。鍾馗様いろいろ。大黒恵比寿様、七福神。笑う―人間と性。春画もありました。

  第5章は百鬼繚乱―異界への誘い いろんな幽霊図。『地獄太夫と一休』、骸骨の上の一休さん。なんという斬新な絵なんでしょう!

  第6章 祈る―仏と神仙、先人への尊崇 『十六羅漢図』や『達磨』様。

  絵師、子供の頃から修業し、技を極め、画業に生きた人が描ける世界。どれだけ対象を観察して、ものにしているのか、絵が生き生きしていて、アイデア満載で、ユーモアと精神性に溢れている。反骨精神のある人だったらしい。
  
  楽しめますと書いていますが、この展覧会は4月16日で終わってしまいました。
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