たた&にせ猫さんの備忘録

―演劇、映画、展覧会、本などなど、思うままに―

『無限の住人』 109シネマズ川崎

2017年04月29日 | 日記
    『無限の住人』 109シネマズ川崎 2017.4.29

   監督:三池崇史 原作:沙村広明 脚本:大石哲也 音楽:遠藤浩二
   出演:木村拓哉 杉咲花 福士蒼汰 市原隼人 戸田恵梨香 山本陽子 市川海老蔵 田中泯 山崎努他
 
   ―百人切りの異名をとる万次(木村拓哉)は罠によって妹まち(杉咲花)を失い、謎の老女(山本陽子)により永遠の命を与えられる。無為に生きる不死身の万次のもとに、復讐のために、彼を用心棒に雇おうとする少女凛(杉咲花)が現れる。彼女の願いを聞き入れた万次は凛とともに国の唯一の流派たらんとする逸刀流首領天津影久(福士蒼汰)の命を狙い、壮絶な戦いに身を投じていく―

  初日、12時の回。109シネマズ川崎では比較的小さな5番シアターでの上演でした。

  話題の映画なので、にせ猫さんにいつものようにネットで予約を取ってくれるように頼んだら、見たくなかったようで、ブツブツ。せっかくの休みなのに、血の飛び散るような陰陰滅滅たる映画を見に行くなんて、いやだ、映画が始まったら寝るとまで言っていました。

  私も、結構グロテスクなシーンがあるらしい、グロいのが好きな人は良いかもといったYahoo!のユーザーレビューもあり、グロいのは苦手なので、片目をつぶって、薄眼で見るようになったらどうしようと。にせ猫さんを誘ってはみたものの、さて後で、いろいろつまらなかったと言われるのもいやだなあと思いながらも、お出かけ。

  さて、映画、良かったです。にせ猫さんも最近見た映画の中で一番面白かった。エンターティンメントだったと。仇討ちものの基本を押さえ、敵役が自分たちの正義を言い、それに振り回された者、主人公たちが立ち向かっていく。

  どちらかというとキムタクはあまり好きでないにせ猫さんですが、褒めていました。キムタクは医者なんかしないで、時代劇の方が良いと。杉咲さんは横浜映画祭で、出ていた子だよねと。

  杉咲さんはヨコハマ映画祭で助演女優賞をいただいておられます。
  再掲になりますが、ヨコハマ映画祭の感想を書いたブログで、『助演女優賞は杉咲花さん。かなり小柄で華奢な方。今年20歳になられるとのことですが、大人っぽい紺系のシフォンのロングドレスで、きりっとした表情。昨年、最優秀新人賞、今年は助演女優賞、映画も立て続けに出演され、今年は『無限の住人』がこれから上演とのこと。美人さんというのではないけれど、女優らしい強い目力が印象的。』と書いています。この時『無限の住人』と題名は出たのですが、木村さん主演映画という話はなかったです。一言あると、宣伝になったでしょうに。
  杉咲さん、けなげで一途で、素晴らしい存在感でした。

  目を瞑ったり、薄眼で見なければいけないシーンはありませんでした。
  本当にチャンバラエンターティンメントでした。アニメとかの方がもっとグロいシーンがあるのでは。
  黒澤の時代劇とか、座頭市とか子連れ狼とか、それこそ高倉健と藤純子の映画に嵌まった人なら、見落としたくない映画なのではないかしら。

  最初白黒画面から始まるのですが、にせ猫さんはちょっと黒澤映画の雰囲気を感じたと。

  次から次へといろんな武器の使い手が現れ、戦いが繰り広げられます。あまりに次々で、そのうち怖いとかいうより、段々見ていて、最初の、グロいのでないかという緊張感から離れ、エンターティンメントそのものを楽しめるようになってきます。

  戦いの繰り返しの様で、中だるみしそうなのかなと思う間もなくストーリが展開していく、よくできた脚本。最後はなかなかの終わり方です。外国受けしそうな作品でした。

  帰路、最後のセリフ英語だったらどうなるのかしらと、ふとにせ猫さんに聞いたら、にせ猫さんも帰りの電車中で考えていたとのこと。似たもの夫婦です。

  にせ猫さんは戸田恵梨香さんが綾瀬はるかさんなら4点だけど(我が家の人気No1女優なので)減点0.2とのこと。戸田さん、悪くはなかったと思うけれど。福士さんには戸田さんでしょ。福士さんもなかなか頑張っておられました。海老蔵さんはやはり素晴らしい。
  
  テレビでも以前ほど時代劇を見かけなくなり、剣術使い、チャンバラもできる人がいなくなっている昨今、なかなか上出来の時代劇、楽しめると思います。
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