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20代にしてウイスキーにハマってしまった筆者によるブログ。
Twitter:@Ruud_whisky

オリジナルブレンドを作る その2

2015-11-24 00:24:00 | Whisky Consumption

今回はかつてのジャパニーズウイスキーの象徴、オールドの改善策を。


かつて日本の高度成長期、洋酒ブームにおいて、憧れの酒とされ、
圧倒的な人気を誇っていたサントリー・オールドですが、
ブームが過ぎ去った今日では、ローヤル、リザーブ等に次ぐ
中級ブレンデッドとして引き続き販売されています。

やや甘めで、余韻はドライ。
サントリーの廉価帯ではバランスの取れた1本ですが、
個性に欠けるとも言えるので、他の銘柄を付加して
ハイレベルなブレンデッドに化けるかどうか試すというもの。



ジャパニーズ・レア・オールド
~レシピ~
竹鶴17年 15ml
オールド 45ml
想定原価:3000円(700ml換算)

竹鶴17年にすることでさらに熟成感と複雑さを付加。
結果、柔らか、穏やかながらパワー、深みのあるブレンデッドに。
やや甘めで、アルコールの癖も皆無。ストレートでも美味しい。
値段はそれなりに張るものの、ローヤルより美味しいですよ!笑

個人的評価:B+



スペシャル・オールド

~レシピ~
オールド 45ml
山崎12年 15ml
想定原価:3400円

上のレシピの山崎12年バージョン。
オールドのキーモルトである(だった?)山崎モルトをさらに強化。

甘やかさが強化され、綺麗な仕上がりは響JH以上。
穏やかながら、長持ちする余韻はさすが山崎モルトといったところ。
ボディの力強さや奥行きでは竹鶴ブレンドに分がありますが、
良い意味でサントリーらしいブレンデッドに仕上がりました。

個人的評価:B+



それなりに自力があるブレンデッドなら、今回のオールドのように美味しいモルトを
少し足してあげれば、高級酒にもひけをとらないものができそうです。

自宅で眠ってる安いブレンデッド、ありませんか?


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