橋桁やトンネル姿現す 第2外環建設、進行状況7割

2012-06-19 13:48:36 | 創 creation
阪急京都線と交差するため鉄のけたを採用した。高架下付近には阪急の新駅が建設されている(京都府長岡京市) 本年度末の開通をめざして、京都第二外環状道路(通称「にそと」)の建設工事が急ピッチで進む。進行状況はおよそ7割で、高架橋やトンネルなど道路の形がはっきりと姿を現してきた。

 大山崎ジャンクション(JCT、大山崎町)から沓掛インターチェンジ(IC、京都市西京区)間9・8キロの工事現場を、18日に国交省と西日本高速道路が報道関係者に公開した。

 長岡京市南部の長岡京IC予定地。阪急京都線と交差する高架の下には建設中の新駅がある。

 橋桁工事は電車の運行を妨げないよう、金曜日の終電から翌日の始発までに行った。仮の橋脚に別の場所で作った鉄製の橋桁をのせる形で、現場で長時間の作業をしない方法を取った。大山崎町内でも名神高速道路、国道171号、新幹線が付近にあるため同じ方法で架設している。

 長岡京市下海印寺では、「門」のように幅を広くとった橋脚が並んでいた。高架下に側道を走らせるためだという。

 京都市西京区の南春日トンネルはボックス状で、景観に配慮して上から土を盛るという。周辺の斜面も緑化する計画だ。

【 2012年06月19日 10時25分 】



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