民主党の永田議員が辞職した。
小泉首相がかって『除名処分は議員にとって死刑に等しい』
…と、述べていたから永田議員はこれで国会議員としての再選の道は
閉ざされたということだろうか。
カタチの上では永田議員自らが“辞職願い”を出したことになっているが、
新聞報道によると『議員を辞職してくれ』…と、
前原代表より電話依頼があって渋々…ということのようだ。
永田議員は“ニセメール”をつかまされ
国会に取り上げたばかりに“偽メール事件”の発端となった渦中の人だ。
しかし真偽確認すらせず一緒になって声高に追及した
“上司”である前原代表は役職を退いただけ…。
“責任の重さ”という点では要職にある前原氏の方が重いはず。
…にもかかわらず永田議員一人のせいだと言わんばかりの
今回の“処分”に部外者ながらどうも合点がいかない。
今回の偽メール事件、部下のミスは
『すべて上司でありながら真偽を確認しなかった私(前原)の責任だ。
私が責任を取って辞職するから永田君は残って心機一転頑張ってくれ…』
・・くらい言うのが、上司たるものの姿ではなかろうか。
どこかで聞いた“誉れは部下に責任は上司に…”であるなら
前原氏の男を上げるのみならず、民主党にとっても失った信頼を
少しは取り戻せるくらいの効果はあっただろうにと思う。
自分のミスを棚にあげて
部下にだけ責任をとらせて議員辞職の詰め腹を切らせて路頭に迷わせ、
自らは議員の座に居残り次の機会を虎視眈々と狙おうとする…、
まるでトカゲの尻尾切り以下ではないか。
こんな冷酷な前原氏に一番軽蔑する上司像を重ね見てしまう
・・のはたろすけだけだろうか。
これで民主党支持者が納得するのだろうか。
もとより、永田議員本人は何を感じているのか聞いてみたいものだ。
そして・・永田議員は自殺に追いやられたのです・・
永田元議員。自殺というカタチの他殺 2009年01月04日
●参考:関連する日記です
◎一番軽蔑する上司像 2007年08月31日
◎“遅いけじめ…お粗末” な民主党の行方 2006年04月01日
◎民主党、ニセメール、フリー記者、アレコレ…雑感 2006年03月28日
◎民主党、形だけの謝罪会見に思う 2006年02月28日
◎やはり民主党側が“ガセネタ”だった。その2 2006年02月26日
◎やはり民主党側が“ガセネタ”だった。2006年02月23日
●参考-2:堀江メール問題 - Wikipedia
今 騒いでる 小沢さんか菅さんかって!
これって・・・永田元議員と前原前党首の事は もう~~「過去」と言わんばかりの 党内にしろ 民衆の 騒ぎ方。。。
いったい あの騒ぎは なんだったの?
誰の為に 騒ぎに なったの?
チームワークの悪さを露見した 大騒ぎだったのにさ!
すぐに 顔を出した 小沢さん!菅さん!チームワーク 取れるの?
<前原君よりは 取れるのか・・>変なの!
偽メールを自分で自作自演したフリー記者なる人物…
証人喚問を! …と勇んでいた民主党も
証人喚問を行ったら自らのクビを締める展開になることがわかり、
あわてて永田議員を懲罰が決まる前にクビにし、
証人喚問もナシとした。
かくして真相はヤブの中・・・
被害者であるはずの民主党が恐れた“真相”とは一体ナンだったのだろうか。
かくして、民主党を守るために真相を知りたがっていた国民は
カヤの外に放り出されたも同然の扱いとなったのだ…(笑)