メタセコイア(--) (スギ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年05月21日 12時03分02秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、メタセコイアは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です。

 

メタセコイア緒言:別命アケボノスギ。落葉高木で雌雄同株。

中国の四川省で1945年に発見され、生ける化石として有名になった。

原産地では高さ35m、径2.5mになるものもがある。

樹形は円錐形になる。

樹皮は赤褐色で縦に裂ける。

枝や葉は対生し、小枝は秋に葉と一緒に落ちる。枝は細く斜上し、分枝が多い。

葉は 羽状複葉に見えるが、線形葉は扁平の緑色で先端が尖り、長さ2~3㎝の線形の葉が2列羽状対生している。葉は柔らかく、両面とも無毛。葉のついた枝も対生する。

2~3月に開花する。雄花序は黄褐色で、卵形雄花が多数集合して長い総状花序に付き長く垂れ下がる。雌花序は枝先に1個ずつ付き緑色をしている。

雌花が咲き終わると球果がつき、球果は長さ2~2.5cmの卵状球形で、10月頃成熟して褐色になる。

種子は倒卵形で幅の広い翼がある。

 

01.08年10月16日 メタセコイア 風の松原内に営林署があったのですがその前に植樹されたものだと思います。樹形は円錐形になる。

 

02.10年10月16日 メタセコイア 樹皮は赤褐色で縦に裂ける。杉の木の樹皮に似ています。

 

03.10年02月14日 メタセコア 小枝は秋に葉と一緒に落ちる。枝は細く斜上し、分枝が多い。

 

04.10年11月10日 メタセコイア 葉は 羽状複葉に見えるが、線形葉は扁平の緑色で先端が尖り、長さ2~3㎝の線形の葉が2列羽状対生している。葉は柔らかく、両面とも無毛。

 

05.10年11月10日 メタセコイア 冬芽からは、小枝と葉が同時に伸びる。

 

06.10年11月07日 叉セコイア 来年へ向けての葉芽。

 

07.11年02月18日 メタセコイヤ 沢山の雄花をつけていました。

 

08.11年02月18日 メタセコイヤ 雄花の蕾でまだ開いていませんでした。

 

09.11年04月13日 メタセコイア 雄花 ようやく撮ることができました。

 

10.11年04月13日 メタセコイア 雄花 1個の雄花。花柄についているのは萼か苞か。

 

11.10年10月16日 メタセコイア 球果が沢山ついている。

 

12.11年05月23日 メタセコイア 雌花というか球果に近いです。

 

13.10年10月16日 メタセコイア 枝先につくまだ若い球果。

 

14.11年05月23日 メタセコイア 雌花を縦に半分に切断したものです。

 

15.11年02月18日 メタセコイヤ 球果の中に翼果が入っていませんでした。みんな飛んでしまいました。

 

16.12年01月17日 メタセコイア ようやく1個見つけました。種子は翼果。

 

17.11年11月06日 メタセコイア 葉痕。維管束2個のようです。形は半円形。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の樹木

 

 

 

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