タローのヒト理ゴト

タローが人と交わり、理屈を考え、様々な物事や言葉に触れる中で思ったことを正直に綴る。成長日記であり、備忘録でもある。

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自己紹介の続き~根っからのナマケモノ

2017-05-16 17:38:22 | 随想
早速、文章を書くモードになっている内に一つ記事を書こうと思う。

僕は基本的に怠け者である。
それも厄介なことに根っからの。

両親は勤勉なのに、誰から遺伝したのか。
ともかくこの性格は非常に厄介でずっと振り回されてきた。
大体の一大事のうち半分はこのせいだと言い切っていい。

朝は弱い。夜型。
勉強は一夜漬け。
常にやることに追われていて、先回りすることができない。
何日か連続してやる気ゼロの期間がある。

これについては随分と自分なりに試行錯誤してきた。
時間割を作ってみたり、タイマーを掛けたり、諸々。

そして理由についてもだ。
最近たどりついたのは、おそらく前提として「頑張らなくてはいけない」があり、その壁があんまりにも高いためにぶつかったり途中で落ちたりして気絶するという説。
解決策としては、まず素直に「自分は怠け者で、かつ未熟な人間である」と認めた上で、じゃあいかに乗り越えられる壁を設定するか。
単純に順序を逆にするのである。このやり方は現在進行中で、まだ成果は出ていない。

話は変わって、怠け者の視線から世の中を見ると面白い。
皆、便利になる=怠けるためにせっせと働きせっせと残業をしている。ように見えるのである。
車ができて飛行機ができて近い内にリニアも走るのだから移動時間はかなり短縮した。
ワープロが出来て文字書きと計算、パソコンが出来て大体の単純作業、スマホが出来て移動中だろうがベッドの中だろうが仕事だって会話だって自由自在。とうとう腕時計に話しかける時代になった。
他にも、コンビニ、自販機、エレベーター…あとは何だ、人工頭脳とか。とにかくありとあらゆる物が。
これだけ便利になればそろそろゆったりとした時間を過ごせても良いはずなのに、なぜ相変わらず忙しいばかりなのか。

僕はその原因の一端に、カネ至上主義が絡んでいるんじゃないかと睨んでいる。
Time is Money.とは誰が言ったか知らないが、お金があれば何でも出来て(=お金がなければ何も出来ない)、そのお金は時間で買うのである。
僕はこれを強烈に皮肉った小説を知っている。ミヒャエル・エンデの「モモ」という物語だ。

みなし子モモを囲んで皆が仲良く平和でのどかに暮らしている街に、次々と灰色の男たちが現れて、「あんたたち、いかに時間を無駄にしているか分かるか?」とこれみよがしに計算式を書きなぐって半強制的に納得させていく。
次第に人たちは「働かなければ幸福はない」と公園広場を離れてビル街へと消えていった。
灰色の男たちの本当の目的とは何か…実は彼らは時間泥棒で、人々から奪った時間が彼らの食糧だったのだ。
しかし、純粋なこころを持ったモモは最後まで屈服することなく、亀のカシオペアと共に時間を取り戻す戦いに挑み、見事勝利する。

子どもの頃に見た時は、ただハッピーエンド(バッドエンドは大嫌い)で楽しいお話だなと思っただけだったけど、今考えれば恐ろしい話だ。

だいぶ話がずれたが、怠け者も怠け方次第では捨てたもんではない。
便利さを求める終わりなきイタチごっこに巻き込まれるよりか、余程幸せかもしれない。
一個人の生き方としては。

だが。世は民主主義である。
自分は良くて世間のことは人まかせ、とは行かない。
このことはいずれ書きたいと思っている。
とても重大なこと、ふざけ半分で書けることではないので真剣になった時に書こうと思う。

そういえばこの前、十年ぶりくらいに動物園に行ったが、ナマケモノはいなかったなぁ。
とうとう動物さえも多忙化の波に飲まれたのか…。無念。
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