たろの日記ページ,gooブログ版

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行政批判には何が何でも行政を悪いものにしたいという態度が感じられる

2011-03-07 22:15:36 | 社会
郵便局が電気自動車の発注をキャンセルしたのでメーカが破産したというニュースを観たときに,え?とは思ったのですが,状況が良く分からないので,なんとも言えないな…と思いました。おそらく郵便局の発注の要求を満たせなかったんだろう…とは思いましたが,そこにいたるまで,どういう経緯があったかは良く分かりません。

ですが,翌日ネットをみると郵便局が悪いみたいな意見が多くて,更にびっくりしました。これをみていて,「悪いのは行政か大企業」と短絡的に結び付ける人がいかに多いか…と思ったわけです。その後ネットをみてると自動車電気メーカ自体の技術が怪しい(コメントにあり)意見もあり,出来ない発注を受けてしまった…可能性もあるな…とも思います。

結局のところ真実はもっと深い調査をしないとわかりませんが,この件,あまり話題になって無いので,このまま消えていくかもしれません。

むしろ問題なのはニュースを観た人の態度。郵便局が悪いというのが思考停止で決め付けたようにいう人が多いようです。こういう事件は行政や大企業の方が悪い…という様な考え方がある様に思います。でもわたしはむしろ,行政や大企業方が,批難されやすいから慎重になるってことは多いんじゃないか?という気がします。慎重になるから,発注先に厳しくなる…という人もいるようですが,フェアじゃない競争を実施するわけにはいきません。発注先が問題がありそうなかいしゃでも,それを除外す根拠が必要となります。

行政や大企業に厳しい人のうち,郵便局の方が,業者融通を利かせるべきだったという人は,自らいってることが矛盾していることを知るべきです。行政に厳しいから,すべてが原理原則になり,実態に合わせて融通を利かせられなくなっているというのは多い気がします。大企業が融通を利かせるべきというのであれば,大企業の不正競争などは問題にしてはいけない…と思います。
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