安徳天皇の陵は、全国20ヶ所にあるという。よっぽど壇ノ浦で8歳で死なせたくなかったのだろう。当時近畿、中国、四国、九州は、平家の土地だったことを考えると帝の生存が敗れた平家の人々の生きがいだったのだろう。三種の神器でアメノムラクモツルギこれだけがアントンの身近にあってその剣の行く方が生存説を立証する。剣は、横倉山の平家の穴から出てきたと言う。これも調べなければ。剣山には刀架けの松とうのがある。アントンがこの刀を松に立てかけたことの故事から名付けられたという。この刀と平家はどんな繋がりがあるのだろう。では、なぜ日本の半分も有していた平家が源氏に敗れたのか。日本をこんだけ真っ二つにした戦いはなかった。平家は戦いにも一種のルールがあると見てそれを守っていた。そこにルール無視、勝てば良いという倫理だけしか持たなかった義経に敗れ去っていく。義経はその倫理ゆえに頼朝に抹殺されてしまう。「武士の風上にも置けぬヤツと」。源氏の平家の落ち武者狩は厳しかったというのに平家の落人伝説のある地域では土地の住人が助けこそすれ誰も密告して訴えなかった。これがなんか本質を語っているような気がしてならない。平家は清盛亡き後のリーダーがバカだったと言われている。狼の善を信じるようなヤツだったという。平家の滅亡が妙に今の日本とダブっていくね。
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