フェンネル氏の奇妙な生活

独身のフェンネル氏と2匹の犬と90歳のボケた母親との生活を
通して人生をユーモラスにまたペーソスに一人語りいたします。

sewing

2017-04-23 07:54:15 | Weblog

小さな水彩画展に出品したのは小さな作品。sewingってタイトルをつけたかったけど年寄がタイトルを小さな紙に手書きしてくれるというので「つくろい」にした。                  4月の終わりかな5月の初めかな縁側でお気に入りだったズボンかなにかの「つくろい」をしている。どこか記憶のなかにある一場面。懐かしくもあり新鮮。むかし好きだった人が今でも好きなままで存在してるような甘美さ。僕は何故かこの作品には癒されてしまう。修復であり希望でありまた再生でもあるこの繕うという行為にアナログな僕は勇気づけられてしまう。今なら消去、リセットで済むんだろうが。そういえば、小さいころおふくろが僕のお気に入りのズボンを繕ってくれた。今思えば色はオリーブグリーンで素材はウールの半ズボンだった。お尻に穴が開いておふくろが布を当てて縫ってくれたんだ。おふくろは不器用な人だったから針目は大きくゲジゲジだった。もう半世紀以上も前のことなのに今でも時折このズボンのことをあたたかく思い出す。なんだろうねこの温もり。この絵を見てると家族や昔の家や当時の暮らしを思い出す。僕にとっては懐かしいそんな作品です。ぜひ原画を見てほしいと思います。

 

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