フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

還魂

2012-10-24 08:16:24 | Weblog
ランディの事故を知ってたおばさんに出会った。「うちの家の前でバイクに轢かれてね」「あんたんとこの犬やったかね」「即死でしたか」「うん」それで箱に入れてタオルかけて警察に渡したがよ、隣の奥さんと」「事故のあった場所に水とドッグフードを置いたぞね」「警察は事故があったことと犬が死んだということしか言ってくれなかったから詳しいことはわからんかったがよ」「ありがとうございます。あとで御礼に行きます」「いやいや」ということでわかれたが事故を知っている人がいてよかった。魂は家に帰ってきていると思うけど現場に残っていたらいけないから花と水と線香を持って魂を迎えに行こう。昨日マルディと一緒に現場は訪れたけど。それにしてもうちの町内はありがたいね。班が違うから挨拶程度のつきあいでどこの誰の犬とは分からないのに抱き上げて箱に入れてくれてタオルまでかけてくれてドッグフードと水を祀ってくれて本当に感謝です。年寄りの町で親切であるかも知れないけどその人なりの死生観の現われなんだろうね。見習わなければ。
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