フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

作品:同級生

2015-05-25 07:59:40 | Weblog
サナエちゃんとキリスト君と僕とのスナップ写真だけど見てたら絵に出来るんじゃないかと思って絵を描いた。初めからペンで描こうと思っていた。色は何にもつけないでおこうと思ってたけど「止めて止まらぬ色の道」やはり最低限の配色をした。色って楽しいから
ね。コントラストを強めてカッコよく影色でビシッと決めてやろうと思ってたけど性格上ビシッと決めることが出来ず何でもおおざっぱだからコントラストが弱い分、赤青黄色に助けてもらっている。僕の絵はすべてこうなんだ。セッチャンなんか躊躇なくビシッと決めるのにとブツブツ。キリスト君が一番前にいるのに顔が小さいもんだから顔をアップにすると遠近がとれない。やはり全体を入れてキリスト君の足を少し長く描いて僕らの配置の微妙なズレを出す。なんかうまくいったみたい。出来上がったのがコレ。作品:同級生

僕は息を止めて腹を引っ込めている。サナエちゃんは「真ん中は早く死ぬ」とブツブツ。
キリスト君はサナエちゃんのブツブツを聞こうとしてるのかな。写真を撮ったのはセッチャン。「同級生の写真を撮るよ」って撮ったんだ。この時は絵にするとか絵になるとか思わずに撮っているんだけどさすがデザイナー、グッと寄って撮るのがいいね。知らないうちに構図って考えがファインダーを覗くとできるんだろうな。と感心。昨日送られてきたガムシャラ君の山の写真とは大違いだった。その場を写すというのとその場を伝えるというのの違いかな。僕の絵も楽しさが伝わればそれでいい。少々線画曲がろうが絵の具がはみだそうが気にしない。「気にしないじゃない、デッサン狂ってるよ」と絵画教室で言われる日々でありますが・・・・・。
コメント
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