フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

in full blossom

2008-03-27 18:44:48 | Weblog
桜が咲くには温度差が必要。冬寒くて、暖かい春。



だから、この南国より、東京のほうが桜が咲くのが早くて今日満開とか。こちらの方は、今やっと3分から5分咲きです。ここよりもっと暖かい郊外にある港町に行くと桜の花が、一つ、二つ。いつも、出かける花見の場所でもそうだった。これから、気温が上がれば一気に花開くだろうけど今は全然。それでも花見客がいて、花の下で、いや、桜の木下でシートを敷いてお弁当を食べていた。いつもなら、桜の花が、8分くらいは咲いている時期だものね。去年のカレンダー見て来たんだろうなと思いながら川を見ると清れいな水がとうとうと流れていた。驚いた。この川は、別名水無し川といって今まで、5年近く毎年、来ているのにこの川に水があったことはなかった。


それもこんなにきれいな水がたっぷりと流れ田舎の底力を感じた。海は凪いで、陽光ふりそそぎ、魚は新鮮美味。摘みたての苺が鮮やかな紅を見せて、港に佇むと「めまぐるしい数日で悲しいことも多かったけど、あなたと一緒で楽しい日もありました。最初の晩にホテルで貴女にお会いした夜の霧笛の音が今でも僕の耳に残っています。」なんて、「霧笛が俺を呼んでいる」のトニーの決め台詞が潮騒とともにきこえてきそうだ。
コメント
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