見事なまでに本命決着だった2016年の阪神ジュベナイルフィリーズ。
3着にレーヌミノルが忍び込み、平穏決着となった2016年の阪神ジュベナイルフィリーズ。
…いや、上位2頭は強かったですね。
…どんな結末になろうとも
本命サイドの馬券が買えない?粗暴な競馬ファンの粗雑な重賞回顧を。
4着も5番人気のディーパワンサが飛び込んだ2歳重賞。
力量の問題も然ることながら、4着に終わったのは日本競馬の機微を理解出来てない可能性。
ジューヌエコールの11着に関しては…いや、都合良く蛯名正義のせいにしちゃダメ。
(意見には個人差がありますbyさだまさし)
折り合いの難しさに負け、後方待機を選択したサトノアリシア。
騎手の感性がそうさせた部分を鑑みつつ、馬券を買う人間の立場も少しだけ考えて欲しい気持ち。
中内田センセの仕上げが裏目になった?ヴゼットジョリー。
…なかなか、ハープスター同様の結果は得られないようで。
終わってみれば上位2頭が本当に強かったという結論。
スタートダッシュで“やらかした”感がハンパなかったリスグラシュー。
あのスタートは、矢作センセも想定外だったと思わせるアクシデント。
…新馬戦で敗れ去った綻びが、この場面で出るというのもシビアなオチ。
それでも最後まで期待を持たせてくれるのだから、いい馬ですよね?
(距離延長に望みを繋ぎつつ)
ソウルスターリングは、見事なまでに勝ち切った競馬。
馬体も地味に減らし、少々細目に見えた状況下。
何事も無くスタートを決め、アキレス腱になりそうな内枠も問題にしなかった。
結果、メジャーエンブレムより強く見せたレース展開。
クリストフ・ルメールとのコンビがあってこその結果と勘繰りつつ
更なる距離延長に不安を感じさせないのは、藤沢センセ的に嬉しいギフトかと。
…後は調子こいて「皐月賞挑戦!」というフラグを立てないことが肝要。
なぁ、ダンスダンスダンス。
(1991年のサプライズをネタにしつつ)
上手いこと揉まれない競馬をしたのが最大の勝因だと感じたレース。
…何だかクリストフ・ルメールの“マジック”に負けた気がするのはナイショです。