駅伝監督

駅伝部監督の日々の活動を綴った日記です。

鹿児島県高等学校駅伝競走大会

2015年11月05日 | スポーツ
11月5日(木)

11月4日(水)は、県高校駅伝でした。

レースは、指宿陸上競技場を10時スタート。

学園長先生も身を乗り出して応援して頂きました。
ありがとうございます。
1区は、谷口 愛(二年生)です。

九州新人陸上大会以降、好調を維持していたので1区に起用しましたが、予想以上に離されてしまいました。策に溺れるとはまさにこのことです。

二区の野崎こころも予想以上に遅れた事からか、頭の良い選手でありながらレースプランが狂い、追い上げるどころかその差を保つのが精一杯でした。

前半離され後半追い上げるというよりは、元に戻す展開が続きます。ここでも10秒縮める予定が逆に離されてしまい逆転優勝は絶望的になりました。

三区に起用すれば良かったと思うぐらい本番に勝負強さを見せた荒武志織でした。トップとの差は53秒で初めて縮まりましたが時すでに遅しです。

アンカー中島愛華は、不利な向かい風の中淡々とした表情で前を追います。
3位でもらった順位を一つ上げトップで走っている選手を何度も後ろをふり向かす頑張りで24秒まで差を詰めましたが、届かず20年ぶりに2位でゴールしました。
私が、予想していた以上に生徒は「20連覇」が負担に感じていたようです。
私が、普段厳しく選手に接するのは試合で負けて泣く姿を見たく無いからです。連覇が途絶えた事より選手に悲しい思いをさせた事が一番辛いのです。
今は、悔しい気持ちは涙を流すと一緒に流れてしまうので、涙が流れそうになったら上を向き涙を流すなと生徒に話をしています。

敗戦の翌朝、松山から師匠が駆けつけ生徒に激励を頂きました。
とにかく九州大会を頑張ります。

九州新人陸上競技大会報告

2015年10月20日 | スポーツ
10月9日~11日まで長崎県諫早市で行なわれた九州新人陸上競技大会に3年振りに出場しました。
今回出場する4名は、県新人陸上から4週連続遠征な上に中間テストとも重なり過密スケジュールの中での今大会となりました。
初日は、1500m予選と決勝が行われました。

その1500mには、二年生の松下茉由と一年生野崎こころの2名が出場しました。
予選は10時45分から開始されました。

1組目は、松下茉由が出場しました。
スローペースの展開で6名が横一線にゴールする展開で松下は4分41秒19の5着でギリギリで予選通過となりました。

2組目は、野崎こころが出場しました。
こちらもスローペースの展開でスタートの出遅れや位置取りが上手くなく「大丈夫かな」と心配した瞬間、前を走る選手が転倒し巻き込ままれる形で集団から遅れ4分41秒53の8位で落選となりました。
決勝は、15時20分開始でした。

松下は、予選同様反応が悪く、調整が上手くいっていない事が一目でわかる状態ですが、悪いなりに第二集団で粘り、最後の7位争いでも競り勝ち次に繋がる最低限のレースはできたと思います。

最終日は、11時10分スタートで3000m決勝が行われました。

3000m決勝には、谷口 愛と中島愛華の二年生コンビが出場しました。
レースは、1000mを3分6~7秒ぐらいで通過しました。ちょうど良い感じの入りです。

1000mを過ぎると一人、また一人と集団からこぼれ落ちて6名になりました。
2000mは6分15秒~16秒で通過しました。

ラスト500m付近の争いです。中島も集団から落ちそうで粘っています。

ラスト150mです。肩は上がっていますが、猛烈なスパートで高校に入り初めて九州大会でタイトルを獲得しました。9分17秒82は20秒台を飛び越し大幅な自己新記録でした。

中島愛華は、9分25秒87で自己記録に僅かに届きませんでしたが、2回連続の20秒台と安定感が増して来ました。
実践練習の最後を良い形で終え、11月4日の県予選の調整に本格的に入ります。


くらよし女子駅伝大会

2015年10月04日 | スポーツ
10月4日(日)

鳥取県で行なわれたくらよし女子駅伝大会に出場して来ました。

今年で4年連続出場になりました。この四年で倉吉も大会にも随分慣れて来ました。例えば天気でも大会期間中に雨が降らなかった事はありませんでしが、今回は一度も雨は降らず天気に恵まれました。

その慣れからか開会式会場を間違えてしまいました。生徒に「確認」が大切と教えている以上はしっかりしないといけませんね。(反省)
レースは、10月4日午前10時に競技場をスタートしました。
私は、応援ポイントの確認に一足先にコースに移動して1区の選手が来るのを待ちました。

約100チームの選手が走ってきます。望遠でどの辺りにいるか確認しますが見当たりません⁇

不安的中、第三グループでレースをしていました。完全に出遅れました。1区谷口は20分04秒で17位で2区の中島にタスキを繋ぎました。

私は、第2中継所まで移動して中島が到着するのを待ちました。中島は12位の13分45秒の区間7位でした。前半飛ばして後半疲れた感じの印象を受けました。

たまたま配車バスに乗るところで野崎とあったので「今日は、いい所で来ないからかね」と一言声をかけておきました。中島の頑張りで「人参がぶら下がった状態」だったかもしれません。わずか3kmで6人を抜いて6位までチームを浮上させました。

4区松下は、大阪薫英と西脇工業を追いながら6位で通過して行きました。今年は、昨年より成長した姿を「バッチリ」撮れました。カメラの腕も成長したか?

5区の応援ポイントは、1区と同じ場所になります。交通規制を上手く利用して車の駐車が出来ました。
交通規制を逆手に取ったいい作戦ですが四車線と広い通りなので撮影するには車が邪魔をします。荒武は、大阪薫英と5位を競り合いながら来ましたが、その写真は撮れず単独になりました。
しかし、四年目でいい写真が撮れました。
(チーム的には間に合わない方が嬉しいのですが)
レースは、競技場に上がる坂で「柏日体」に抜かれ6位の1時間11分15秒でした。
1区で出遅れましたが2区以降の選手の頑張りや前回の駅伝からオーダーを入れ替えた事でアップダウンの適性などがわかったのは収穫でした。

現在は、新幹線で移動中ですが、生徒の様子を見ていると私の隣で数学の問題を解いている生徒、大会の反省と課題を次年度に繋げようとメモ帳に残している生徒、部日誌を書きながら寝ている生徒と5人様々です。
この姿を見ているだけでも気持の充実具合がわかるような気がします。
来週は、九州新人陸上大会です。



九州瀬戸内高校駅伝大会報告

2015年10月02日 | スポーツ
10月2日(金)
9月26~27日に大分県国東市で開催された九州瀬戸内高校駅伝大会に出場して来ました。
今年は、シルバーウィークを利用して大分県竹田市で合宿を行い、その足で国東市に入りました。
合宿期間中には一度はコース試走も行い、この大会に賭ける思いだけは他校に負けない準備をして出場しました。

9月26日は開会式が行われました。

9月27日は10時スタートで女子の部が始まりました。
神村の1区は夏合宿で成長著しい中島愛華(二年生)です。

中島は「5位内」の課題を難なくクリアーし20分39秒の2位でタスキを二区に繋ぎました。
トップの東海第五高校とは11秒差です。

二区は高校駅伝デビュー戦の野崎こころ(一年生)です。
二区は起伏の激しい難コースですが、身体の軽さと走法、頭脳で起用しました。
寮生活で「こころ」も随分成長したようで期待に応える区間2位の走りでトップに出ました。

3区は、松下茉由(二年生)です。
ここから後続を引き離したいところですが、長い手脚を下りの続くコースで上手く使い切れておらず区間4位で後続からの追撃を許す形になりました。

4区は、入学して一度も鍛錬期がない荒武志織(二年生)です。
この区間をカバーする為に全員で貯金を作るレースをしなければなりませんでした。
荒武は二年連続同じ区間の出走でしたが、昨年と変わらないタイムで区間4位と振るわず、後続の姿が大きくなって来ました。

アンカーは、最近主将に任命した谷口 愛(二年生)です。
今年の夏合宿で顔が小さくなった谷口は、タイムは今ひとつでしたが区間賞を獲得する走りで後続を引き離し3連覇のテープを切りました。

1、2年生の若いチームだけに勝てた事は大きな自信になった事はいうまでもありませんが、課題も明確になったと反省点をあげていたので、その点は特に良かったと思いました。
次は、くらよし女子駅伝で全国の強豪校と力比べです。

合宿終了

2015年09月26日 | スポーツ
9月26日(土)

調整合宿を行っていた久住町で最後の練習を無事に終えました。
お世話になったグラウンドに一礼して合宿が終わりました。
(8月から9月は久住町民になっていました。)

今朝のブランチです。
食事が美味しく時間にゆとりがあるからか調子も良くなって来ている気がします。

昨日の1kmでも皆、楽そうに3分02秒で上がっていました。

開会式は15時から始まりました。

明日のオーダー表です。
6名の選手が出場します。
三連覇目指して頑張ります。

駅伝監督

KGAKUEN駅伝部を指導する高校教員の日記です。